uri gagarnの魅力は変態的な二面性に
ある
ウェットな感情から焦燥感のある激情ま
で奏でるスリーピースバンドuri gagar
nの聴きどころ
uri gagarnってどんなバンド?
昨年の4月にニューアルバムの「For」をリリースし、これまでには4枚のアルバム、2枚のシングル、さらにLOSTAGEとのスプリット7inchシングルをリリースしています。ファーストアルバムの名前はなんと「無題」。帯には想像の産物と書かれていたのでタイトル名を「想像の産物」と誤る人も多いようです。
過去にはSebadoh、Mineral、764-hero、The Messthetics(Members of Fugazi)等、海外のアーティストとも共演を果たしています。2016年にはFUJI ROCK FESTIVALのステージにも立ちました。「月刊ぼくら」と題した自主企画の対バンライブも開催しています。
YouTubeで人気のあるおすすめ楽曲を紹介します。
簡単には分からない歌詞も彼らの持ち味です。
行間を残すことによって聴く人は自由に楽曲を楽しむことができます。おどけているのか、はたまた真剣に取り組んでいるのかも、聴き手としては想像するしかありません。分からなさ、というのは中毒性を孕んでいます。抽象画のような成分を持つ歌詞は詩に近いものを感じます。
歌詞と力強くもどこか気怠そうな演奏からは夏の夜を彷彿とさせます。最後の一行にある”計画は全てミス”。言葉にしてしまえばネガティブなニュアンスを含んでしまいますが、音楽にすると、上手くいかない自分を一歩俯瞰して楽しんでいるようにも捉えられます。喜怒哀楽のどれにも当てはまらない、複雑な感情を馳せることが出来る楽曲です。
ボーカルの威文橋が演じるミステリアスな男が印象的なMVです。言葉としての意味よりも音感覚を大切にした歌詞は耳当たりが良くて気持ち良いです。楽曲のテンポが変化するところも変態性があってユーモラス。
こちらは7インチシングル「LOSTAGE x uri gagarn」の映像です。
今後のアナウンスされているライブ情報
7月22日、名古屋のK.D JAPONにて自主企画ライブの「月刊ぼくら vol.6」を開催します。共演は名古屋のインディーズシーンで活躍するシラオカです。
そこから約1ヶ月空けて8月23日、SHIBUYA TSUTAYA o-nestにて「月刊ぼくら vol.7」を開催。共演者はミツメ、DJとして交友関係のあるBOYからTOMMYが出演します。
スリリングな面としっとり感、その二面性を感じさせるuri gagarnの音楽。ユニークな言葉遊びのなかにある、感傷的なリリックも味わい深いです。ライブで見るとその魅力が何十倍も伝わってきます。
uri gagarnオフィシャルサイト
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uri gagarnの魅力は変態的な二面性にあるはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。