【ライブレポート】ROGUE、レコ発公
演で<GBGB2017>開催を発表「みんな
来てくれよな」

再結成以降、2作目となる『DESOLATION ANGELS』を10月19日にリリースしたROGUEが、同日地元・群馬ベイシア文化ホール(群馬県民会館)でレコ発記念ライブ<「DESOLATION ANGELS」LIVE with 奥野敦士 vs KNiFe>を開催した。
今回のライブは奥野敦士のソロで幕を開け、続いてROGUEの奥野以外のメンバーである香川誠・西山史晃・深澤靖明によるKNiFeのステージ、そしてROGUEのパフォーマンスへとつながる構成。これは1990年に解散、そして各々の道を歩んだ彼らメンバーが縁あって2013年に再結成、再び同じ道を歩み始めたというその歴史を辿るかのような流れになっていた。
奥野ソロ、KNiFeのステージに続き登場したROGUEは、今作『DESOLATION ANGELS』のオープニングチューンでもある「GET THE GLORY」で、パフォーマンスをスタート。MCでは奥野の「なんで平日にライブやるの? 動員とか大変でしょう」という問いに香川が「今日は(再結成となった2013年の)GBGBをやった日だから」と語り、会場を沸かした。
そして中盤6曲目にはこれまたニューアルバムに収録された「気分はどうですか?」を披露。この曲はシンプルなロックンロール・ナンバーなのだが、実はそれぞれの活動、そして経験を経たからこそ表現できたとメンバーが語る楽曲だ。また、解散前のROGUEでは表現しきれなかっただろうとメンバーも語っており、まさに今回の構成を象徴するような一曲だった。

本編最後には、今回のアルバム制作で数あるデモテープのなかから最初に収録することが決まったナンバー「酔いどれ天使」を披露。不慮の事故を乗り越え歌い続ける奥野を体現するかのようなこの曲で本編は締めくくられた。
そして鳴り止まぬ怒号のようなアンコールに応え再び登場したROGUEは、まず「LIKE A MOON」を演奏。ラストナンバーとして「終わりのない歌」を歌い上げ、全11曲プラスアンコール2曲のステージを終了した。

なお、この日はファンにとってうれしい発表も。2016年にクレイジーケンバンドMr.Childrenらも参戦し4回目が実施されたイベント<GBGB>が、2017年にも開催されることがメンバーから発表された。誰を招くかはまだ考え中とのことだが、奥野の「みんな来てくれよな」の声に、ファンは熱い声援をおくっていた。

■セットリスト

奥野敦士
1.愛の賛歌(カバー)
2.ウィスキーがお好きでしょ(カバー)
3.上を向いて歩こう(カバー)
4.Endless Full Moon

KNiFe
1.7・7・7
2.Miscast Man
3.Brain Confusion
4.√335
5.時の過ぎゆくままに(カバー)
6.Gone in the Wind

ROGUE
1.GET THE GLORY
2.LOSE ONESELF
3.恋のピエロを演じきれない
4.COUNT 9
5.セピア色の夜に縁取られて
6.気分はどうですか?
7.GIVE ME A CHANSE
8.俺の空
9.OVER STEP
10.MY HONEY
11.酔いどれ天使
EC1.LIKE A MOON
EC2.終わりのない歌


ROGUE『DESOLATION ANGELS』

2016年10月19日(水)発売
¥2,000(税込)/FSCT-1003
1.GET THE GLORY!
2.気分はどうですか?
3.Lonely Summer Night
4.俺の空
5.GIVE ME A CHANCE
6.君に会いに行く
7.酔いどれ天使

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