『明治安田生命J1リーグ』が12月1日(土)に最終節を迎える。J2チームとのプレーオフに回る16位になる可能性のあるチームが5チームあり、残留争いは熾烈なものとなった。
第33節を終えた時点で、18位のV・ファーレン長崎、17位の柏レイソルの2チームはJ2への降格が決定。12位の横浜F・マリノス、13位のジュビロ磐田が勝点41で並ぶ。以下は14位の湘南ベルマーレ、15位のサガン鳥栖、16位の名古屋グランパスが勝点40で並んだ。
24日(土)にJ2降格が決まった柏レイソル。最終節は実質4チームが残留を争う (c)J.LEAGUE
このうち横浜F・マリノスは得失点差の関係で、ほぼ残留が決まっている。残り4チームは他チームの勝敗、スコアを気にしながら、最終節を戦うことになりそうだ。
最終節では勝点40で並ぶ名古屋グランパスと湘南ベルマーレが対戦。一方、サガン鳥栖は鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田は川崎フロンターレと、それぞれ上位チームとの対戦となった。どのチームも勝てばJ1残留。しかし、引き分け以下では、さまざまなパターンが考えられるため、どのチームが16位になるのかギリギリのせめぎ合いになるだろう。
例えば、上位チームと対戦するジュビロ磐田とサガン鳥栖が、ともに負けた場合を考えてみよう。この場合、名古屋グランパスと湘南ベルマーレは引き分けでもJ1残留となり、16位となるサガン鳥栖が『2018J1参入プレーオフ』に挑むことになる。つまり、ジュビロ磐田とサガン鳥栖が敗色濃厚というスコアになったら、名古屋グランパスと湘南ベルマーレは、時間稼ぎにパス回しを行う可能性もありそうだ。
では、ジュビロ磐田が負け、名古屋グランパスと湘南ベルマーレ、サガン鳥栖が引き分けた場合はどうだろう。この時は4チームがともに勝点41で並ぶことになるが、得失点差の関係でジュビロ磐田が16位になる。なお、名古屋グランパスは負ければそのまま16位。湘南ベルマーレは負けた場合、サガン鳥栖の結果次第となる。
最終節は全試合とも12月1日(土)の14:00にキックオフ。各チームとも勝利を目指すのは当然だが、他会場の試合展開によっては、さまざまな思惑が生まれることになる。近年にない熱きJ1残留争いを見逃すな!

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