村山チーム4、伝統ある『手をつなぎ
ながら』公演開幕!

2018年6月6日、村山彩希がキャプテンを務める、チーム4「手をつなぎながら」公演が初日を迎えた。前日の6月5日には秋葉原AKB48劇場にてゲネプロが行われた。

「手をつなぎながら」公演 は2009年にSKE48が披露したほか、HKT48、峰岸チーム4、さらにはジャカルタのJKT48も披露していた48グループでは名曲揃いの伝統ある公演だ。
黄色いチェックスカートの新衣装で「僕らの風」がスタート

黄色いチェックスカートの新衣装で「僕らの風」がスタート

山内瑞葵

山内瑞葵

山内「アー!マンゴーNo.2!」

幕が開くとチーム4カラーである黄色いチェックスカートの新衣装で「僕らの風」がスタート。タンバリンを笑顔で振り、メンバー全員が公演を心から楽しんでいた。

「アー!マンゴーNo.2!」と山内瑞葵の掛け声で2曲目が始まり、フレッシュな全力ダンスが印象的だた。

その後も「手をつなぎながら」「チャイムはLOVE SONG」と続いたが、全体的にも山内の存在感が目立つ公演で、様々な山内の表情やパフォーマンスが見どころの1つだ。

SKE48では松井珠裡奈と同じポジションを務める山内はゲネ後の囲み会見時に「最初に公演が決まった時には、今まで以上にプレッシャーを感じていた。ゲネ前も凄く緊張していたけど、もっと自分を見てもらわないといけない」とコメントしていた。
「マンゴーNo.2」

「マンゴーNo.2」

「チャイムはLOVE SONG」

「チャイムはLOVE SONG」

坂口「記者の皆さんを魅了します!」

自己紹介では、村山彩希が「今日の公演は楽しむ以外は何も考えてません!皆さんにはチーム4の箱推しになってもらうので、覚悟しておいてください!みんなの魅力をガンガン出していきます」と自信を持ってチームを紹介。

坂口渚沙は「チーム4ではセンターを狙っていきます!」と新チームでの意気込みを語った。

さらに坂口はゲネプロではチーム4でエースを目指すと宣言してから、カメラを構えているメディアに向かって「記者の皆さんが、カメラで写真を撮ることを忘れるくらい魅了させる気で行きます!」と。実際に多くの記者たちが坂口の魅力の虜にされていた。
坂口渚沙「記者の皆さんが、カメラで写真を撮ることを忘れるくらい魅了させる気で行きます!」

坂口渚沙「記者の皆さんが、カメラで写真を撮ることを忘れるくらい魅了させる気で行きます!」

村山彩希「今日の公演は楽しむ以外は何も考えてません!皆さんにはチーム4の箱推しになってもらうので、覚悟しておいてください!みんなの魅力をガンガン出していきます」

村山彩希「今日の公演は楽しむ以外は何も考えてません!皆さんにはチーム4の箱推しになってもらうので、覚悟しておいてください!みんなの魅力をガンガン出していきます」

個性あふれるユニット

ユニットブロックの「Glory days」では、山内、濵、佐藤妃星がダイナミックなパフォーマンスを披露。さらにチーム4研究生の黒須遥香、吉橋柚花、多田京加、石綿星南がバックダンサーとして登場。AKB48 劇場のステージに初めて上がったドラフト3期生のメンバーもおり、緊張しながらも全力で踊っていた。

岡田奈々の歌い出しでしっとりと始まった「この胸のバーコード」では、大森美優、大西桃香とともに大人の雰囲気で会場を包みこんでいた。

「ウィンブルドンへ連れて行って」では坂口、浅井、達家がそれぞれ色違いのキュートな衣装をまとって登場。「あなたのハートを吸引したい」という浅井のキャッチフレーズ通り、多くのファンが浅井の魅力に吸引されていった。

「雨のピアニスト」では、村山、佐藤七海、行天が安定感のあるパフォーマンスと表情で客席を魅了。

恋の名曲「チョコの行方」では川本、永野、髙橋彩音、田屋がかわいらしい衣装とパフォーマンスでポップな楽曲を披露。
「Glory days」山内瑞葵

「Glory days」山内瑞葵

「この胸のバーコード」大西桃香(左)岡田奈々(中央)大森美優(右)

「この胸のバーコード」大西桃香(左)岡田奈々(中央)大森美優(右)

「この胸のバーコード」大西桃香

「この胸のバーコード」大西桃香

「ウィンブルドンへ連れて行って」浅井七海(左)坂口渚沙(中央)達家真姫宝(右)

「ウィンブルドンへ連れて行って」浅井七海(左)坂口渚沙(中央)達家真姫宝(右)

「ウィンブルドンへ連れて行って」浅井七海

「ウィンブルドンへ連れて行って」浅井七海

「雨のピアニスト」村山彩希

「雨のピアニスト」村山彩希

「雨のピアニスト」佐藤七海

「雨のピアニスト」佐藤七海

「雨のピアニスト」行天優莉奈

「雨のピアニスト」行天優莉奈

「チョコの行方」川本紗矢(左)田屋美咲(右)

「チョコの行方」川本紗矢(左)田屋美咲(右)

「チョコの行方」田屋美咲(左)髙橋彩音(右)

「チョコの行方」田屋美咲(左)髙橋彩音(右)

「チョコの行方」永野芹佳(左)川本紗矢(右)

「チョコの行方」永野芹佳(左)川本紗矢(右)

セクシーな大西桃香の存在感

ユニット後にMCが終わると、大西桃香の歌い出しで「Innocence」がスタート。新チーム4のセクシー担当としての大西桃香の存在感を見せつけた瞬間で、会場も沸いた。この公演での見どころの1つだ。

その後「ロマンスロケット」「恋の傾向と対策」とコミカルながらハードな曲が続いた。

本編最後の曲「大好き」を全員で歌いあげた。「大好き」ではメンバーが客席のファンに向かって、アイコンタクトを取りながら披露する楽曲。

ゲネ後の囲み取材で村山は「大好き」について「記者の方を見つめたのに、誰も私を見てくれなかったのが、ゲネで一番うまくいかなかったところで、悔いに残っている」と語り、「誰のことを見ていたかな?」と困惑してしまった記者たちの笑いを誘っていた。
「Innocence」でセクシーなパフォーマンスを見せる大西桃香(中央)

「Innocence」でセクシーなパフォーマンスを見せる大西桃香(中央)

「大好き」大西桃香

「大好き」大西桃香

「大好き」坂口渚沙(左)山内瑞葵(右)

「大好き」坂口渚沙(左)山内瑞葵(右)

「いい公演を作っていきたい」

岡田奈々は途中MC で「5年前にこの公演をやっていた時、当時キャプテンだった峯岸みなみが今の自分の年齢と同じになっていることに時の流れを感じた」と。

大森美優は「公演が出来ることは簡単なことではなく、私たちを支えてくださり、待っててくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。私たちから、一人ひとりに気持ちを届けるので、受け取ってください」と想いを伝えた。

キャプテンの村山彩希はアンコールのMCで「これからいろんな課題を改善しながら、いい公演を作っていきたい」と想いを伝えた。

公演最後の曲「遠くにいても」では、涙を流すメンバーもいた。岡田奈々は最後の挨拶で初日を迎えるまでいろいろなことがあったと目に涙を浮かべながら感謝の気持ちを伝えた。
公演最後の曲「遠くにいても」 大西桃香(左)山内瑞葵(右)

公演最後の曲「遠くにいても」 大西桃香(左)山内瑞葵(右)

村山彩希(左)山内瑞葵(右)

村山彩希(左)山内瑞葵(右)

「チーム4をいいチームに絶対します」

村山は「チーム4をいいチームに絶対します!まずはこの劇場からチーム4の良さを知ってもらえるように、お客さまに気持ちが伝わるパフォーマンスをしていきたい」と力強く語っていた。

ゲネでも村山は「チーム4が一番最初に初日を迎えることでプレッシャーがある。だけど、たくさん練習してきたので『村山チーム4を超えるチームはいなかった』と思ってもらえるように成長していく。これからも私たちから目を離さないでください」と伝えていた。
村山彩希

村山彩希

(初日メンバー)
浅井七海、大西桃香、大森美優、岡田奈々、川本紗矢、行天優莉奈、坂口渚沙、佐藤妃星、佐藤七海、髙橋彩音、達家真姫宝、田屋美咲、永野芹佳、濵咲友菜、村山彩希、山内瑞葵

「手をつなぎながら」公演セットリスト

No. タイトル メンバー
- overture ―
1 僕らの風 ALL
2 マンゴーNo.2 ALL
3 手をつなぎながら ALL
4 チャイムはLOVE SONG ALL
5 Glory days 山内、濵、佐藤妃星
6 この胸のバーコード 岡田、大森、大西
7 ウィンブルドンへ連れて行って 坂口、浅井、達家
8 雨のピアニスト 村山、佐藤七海、行天
9 チョコの行方 川本、永野、髙橋彩音、田屋
10 Innocence ALL
11 ロマンスロケット ALL
12 恋の傾向と対策 ALL
13 大好き ALL
アンコール
EN1 ロープの友情 ALL
EN2 火曜日の夜、水曜日の朝 ALL
EN3 遠くにいても ALL
村山チーム4公演ゲネ後の集合写真

村山チーム4公演ゲネ後の集合写真

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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