【防犯】子どもを「犯罪」から守るた
めにワーママができる4つのこと

幼い子どもを狙った犯罪が後を絶ちません。親としては、出来ることなら子どもを傍でずっと見守りたいものですが、共働き家庭ではなかなかそうもいきません。そこで今回は、ワーママでもできる、子どもの防犯対策をご紹介します。

子どもの命を奪う卑劣な犯罪が後を絶ちません。幼い子どもが次々と狙われていく現実に、子どもを持つ親であれば決して他人事ではないと思うはず。そうです、明日は我が身なのです。
この記事の完全版を見る【動画・画像付き】
大切な子どもの命は何物にも代えられないと、出来るものなら子どもを傍でずっと見守りたいと親なら思いますが、共働きの家庭はなかなかそうもいきません。
しかし、このまま何も対策をせずにいたら子どもの命が危ない!ママが働きながら対策はできないのでしょうか。
そこで今回は、ワーママでもできる子どもの防犯対策について調べてみました。実際に防犯対策をしている家庭の事例や、NPO法人、企業が出している防犯サービスを事例にお伝えしたいと思います。
実際に防犯対策をしている家庭は何割?東京電力エナジーパートナー株式会社が、入学シーズン前の3月に30歳~49歳の300人の男女を対象に「新入学に関するアンケート調査」を実施した結果、約8割のママたちが子どもの小学校入学にあたり防犯面で不安を抱えていることが分かりました。
共働きの家庭は子どもが小学校にあがると親より先に帰宅するという家庭が増えるため、通学途中やお留守番中の防犯が気になる親が多いということです。
しかし、9割超のママたちが「子どもの入学に際して不安はいっぱいだけど、今まで通り働き続けたい!」と思っていることが分かりました。子どもは心配だけど、仕事もやめられないという現実がこの調査結果から分かります。
では実際に、子どものために防犯対策をしている家庭はどれくらいあるのでしょうか。
対策をしている家庭は、驚くことにわずか20%にとどまっており、心配だけど何をしたら良いか分からないまま何も対策をせずにいることが分かりました。
ワーママでもできる子どもの防犯対策!子どものことは心配だけど、子どもが下校する時間や、習い事に行く時間に自宅に居られないワーママができる防犯対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
1人で帰らせない
学童に行っている時間は安心ですが、お迎えが学童の閉館時間に間に合わないため、やむを得ず子どもを自宅まで1人で帰らせなければならないというケースもあるはず。
お留守番時間を減らすため、学童の閉館時間ギリギリまで子どもを預けたいという気持ちは分かりますが、子どもが狙われないためには極力1人にさせないことです。
学童から1人で帰ることにならないよう、家の方向が同じお友達と同じ時間に帰宅させるため、ママ同士があらかじめ打ち合わせをし、一緒に帰らせるよう対策をとっているママもいます。
習い事などの移動は1人でさせず、祖父母やファミサポを頼る
習い事などで、子どもが帰宅後に外出をするというケースもあります。近くにおじいちゃんやおばあちゃんが住んでいる場合は送迎をお願いするというのも1つの手です。祖父母であればママも安心ですし、さらには祖父母の健康維持にもつながり一石二鳥にもなります。
では近くに祖父母がいない場合はどうすれば良いのでしょうか。その場合、お金はかかりますが、ファミリーサポートを利用するというのも1つの手です。ママが信頼できる援助会員さんを探しておき、送迎をお願いすれば、子どもの安全と親の安心が得られます。
背に腹は代えられないという言葉がありますが、まさにそれであり、子どもの大切な命を守るためであれば安いものです。
「防犯モラルジレンマ」解消のために
やっぱり使えるスマホ!離れていても子どもとつながっている安心
IT社会に最も使えるのがスマホです。自宅に規定の機材を設置し、子どもにはスマートタグを身に着けさせるだけで、子どもの行動全てを監視できるようなサービスがあります。子どもからの呼び出しも可能で、親とすぐに繋がれることから、今注目されているサービスです。
子どもの外出や帰宅状況、またはお留守番中の玄関やその他窓の施錠状況などがスマホで確認でき、子どもが鍵をかけ忘れた場合もスマホを通して遠隔で操作できます。
またママだけではなく、パパや祖父母のスマホでも同時に監視できますから、より多くの目で監視できるのは安心ですね。
体験学習教材を利用して子どもと防犯について事前に学ぶ
大人からの声掛けでも、善意の声掛けなのか、不審な誘いなのかは子どもには分かりません。子どもが対応に迷ってしまうことを「防犯モラルジレンマ」と言うようですが、迷った時の対応を映像を通して体験し、学ぶことができる防犯教材があることをご存知でしょうか。
教材は年長さんから小学6年生まで年齢に応じたものとなっており、アニメーションの解説入りで、練習編と実践編があり、親子で一緒に学べるようになっています。
連れ去り犯罪は、大人の声掛けから始まるといっても過言ではありません。その声掛けへの迷いをなくし、自信を持って対応できるスキルを身に着けることはとても重要です。
子どもは「怪しい大人なのか、そうでないのか」の判断ができませんし、状況に応じたとっさの対応もできません。事前に学んでおくのとそうでないのとでは、その差は歴然です。

今回はワーママでもできる防犯対策についてご紹介しましたが、どの防犯対策が最適かについては子どもの行動範囲や性格、タイプにもよりますから、一概には言えません。そこは子どもを理解した上で親がきっちりと判断をし、しっかり対策をしたいものです。
そして今回、調べているうちに筆者が感じたことは、1つの防犯対策だけではなく2つ以上の防犯対策を取り入れることが効果的だということ。どんな防犯対策をしていても子どもが1日を通して1人になる時間をゼロにすることは難しく、より防犯効果を上げるためには子ども自身の防犯知識の習得やスキルも必要になります。
ですから、監視システムの導入と、親子で防犯スキルを得るなど、2つを取り入れることで安全安心度も上がりますから、是非試したいですね。
子どもが安全に過ごせる社会となることを願うばかりです。

ウレぴあ総研

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着