1年ぶりに音源を世に放つメトロノー
ム。記念すべき20周年YEARの幕開けを
飾る最新シングル『弊帚トリムルティ
』、そこに込められた思いとは――

昨年3月にリリースされたメトロノームの再起動後初のフルアルバム『CONTINUE』。そこから1年の時を経て、ファン待望の最新シングル、その名も『弊帚トリムルティ』が遂に完成した。2017年に印象深いライブの数々を展開してきた彼らが、20周年YEARの最初に作り上げたのは、3人の個性が色濃く滲みつつ、新鮮な驚きに満ちた珠玉の3曲。彼らが過去を糧に、未来を目指して作り上げたこの作品をぜひ手に取っていただきたい。さらに、このシングルを掲げての、久々のQUATTROツアーも開催し、20周年へと共に突き進む、シャラク(Vo)、フクスケ(G)、リウ(B)に話を聞いた。

20周年はその力を持って神が進んでいく
ぞと。むしろ、我は神なり!です(フク
スケ)

――今回のシングルは前作アルバム『CONTINUE』からちょうど1年後のリリースとなりましたが、2017年のメトロノームはライブに重きを置いていたんでしょうか?
フクスケ:どちらかと言えば、20周年の頭に何か出せたらなという気持ちのほうが強かったです。やっぱり節目ですからね。
シャラク:とは言え、実際ライブの本数はそんなに多くなかったんですよ。昔はすごくライブが多かったですけど、再起動してからはそこまでは…(笑)。
リウ:ツアーを除けばライブは月に1本あるかないかだったので、むしろ普通のバンドよりも少なかったかもしれないですね。でも、確かに周りの人からよく「すごく活動しているね」って言われるんです。それだけ濃い感じなのかもしれないですね。

――メトロノームのライブは1本1本に強烈なインパクトがあるせいかもしれませんね。さて、今回の『弊帚トリムルティ』は、フクスケさんが、「どんな曲か妄想してください」とツイートしていましたが、妄想が膨らむ意味深なタイトルです。
フクスケ:本来、「弊帚」と「トリムルティ」の二つがくっついた言葉はないですからね。この言葉自体は僕が考えたんですけど、そもそも今回、シングルのタイトルよりも先にツアーのタイトルを決めたんです。そこで「弊帚トリムルティ」という名前を付けたら、それをシャラクが拾って曲のタイトルにしてくれました。

――珍しいパターンですね。
フクスケ:そうですね。今回のように曲が作られる根本的なところから3人全員が参加しているというのは初めてかもしれないです。

――このタイトルは、どういう意味合いで付けたんですか?
フクスケ:メトロノームが活動し始めた頃、言い回しや言葉のチョイスに宗教的なものが多かったり、音の感じもインドっぽいものが入ったりしていたんです。それを経て20周年を迎える今、そういうものをも

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