ミツル オカザキ 2018-19年秋冬コレ
クション - 漆黒に潜むパンクの精神

ミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI )の2018年秋冬コレクションが、2018年3月19日(月)に東京・ポリゴン表参道で発表された。
ミツル オカザキは2018年に創設された新ブランドだ。デザイナーの岡﨑満が記念すべきデビューシーズンのテーマに選んだのは"パンク"。攻撃的かつ挑発的なモチーフが、あらゆるところに散りばめられている。
特徴的なのは、パンク・ファッションを象徴する安全ピンによる装飾だ。シャツのフロント、コートのバックスタイルに大胆にあしらわれた"NO"や"PUNK"のメッセージを構成したり、スウェットにジグザグのパターンを施すのに用いられている。
ハトメやチェーン状の金具モチーフは、生地同士を留め合わせるにも一役買っている。スクエア状のパーツを組み合わせたり、フリンジをつなぎ合わせたりすることによって構築されたドレスが、コレクション全体にリズムを生んでいる。また、テープ状のテキスタイルを編み込むといったアプローチも見られた。
カラーはブラックが主流。安全ピン、ハトメ、ジッパーといった金具がメタリックなアクセントを加える。足元には一貫して、ネオンピンクの塗料で荒々しくペイントされたシューズやソックスを合わせることで、独自のスタイルを生み出していた。

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