手塚治虫「どろろ」、幸村誠「ヴィン
ランド・サガ」、三宅乱丈「pet」な
ど5作がTVアニメ化

 企画プロダクション「ツインエンジン」が、5作品のテレビアニメ化を発表した。既報の「からくりサーカス」のほか、漫画原作の「どろろ」「ヴィンランド・サガ」「pet」、小説原作の「バビロン」を製作する。
 「ツインエンジン」は、アニメ枠「ノイタミナ」の編集長をつとめていたフジテレビの山本幸治氏が独立し、2014年に立ち上げた企画プロダクション。放送中の「刻刻」は、同社1社で製作している。
 「どろろ」は、手塚治虫氏の漫画が原作。鬼神によって身体の48カ所を奪われた少年・百鬼丸(ひゃっきまる)が、失った身体の部位を取り返すためにどろろという名の少年と2人で妖怪を倒す旅をする。1969年に虫プロダクションでテレビアニメ化されたほか、2007年には妻夫木聡主演で実写映画化もされている。今回のテレビアニメ化では、「ユーリ!!! on ICE」のMAPPAと手塚プロダクションが2社共同で制作を担当する。
 「ヴィンランド・サガ」は、「アフタヌーン」(講談社刊)連載中の幸村誠氏の漫画が原作。最強とうたわれた戦士の息子で、幼い頃から戦場を生きる場所としてきたトルフィンが、幻の大陸“ヴィンランド”を目指す。アニメーション制作を「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」のWIT STUDIOが手がけることが決定している。
 「pet」は、三宅乱丈氏の漫画が原作のサイキックミステリー。15年前の原作連載当時から、同漫画の映像化を切望していたという「夏目友人帳」の大森貴弘が監督を務め、脚本を村井さだゆき、アニメーション制作を「虐殺器官」のジェノスタジオが手がける。
 「バビロン」は、「正解するカド」の脚本で知られる作家の野崎まど氏が、自殺をモチーフに書いた小説が原作。アニメーション制作は、「フリクリ3」を共同制作する新スタジオのREVOROOTが担当する。
 3月24、25日開催の「AnimeJapan2018」の「ツインエンジン」ブースでは、今回発表された5作や、「ゴールデンカムイ」「ペンギン・ハイウェイ」など関連作に関する展示やステージを実施。各作品をより深く知ることができる「プロダクションノート」の無料配布も各日1000部限定で行われる。

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