夢のマイホーム生活がどん底に!? 本
当にあった、マンション内ママ友トラ
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近頃、子育て世帯をターゲットにしたマンションが増えています。同じような家族構成の人達が集まるマンションだからこそ起るママ達のトラブルもあるようです。どんなトラブルがあるのか……マイホーム購入経験者に聞いてみました。

近頃、子育て世帯をターゲットにしたマンションが増えています。
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駅からもそんなに遠くなく、商業施設もほどほどにあり、マンション内には保育園や幼児教室、キッズルームなどがあるとなれば子育てがしやすそうと、子育て世帯は目を向けるでしょう。
子育てがしやすく通勤や生活にも便利なマイホームをやっとの思いで手に入れたとなれば、「ああ、これで安泰だ!」と誰もが思うはずですが、ママ達のその後の生活が万事安泰とはいかない場合もあるようです。
平穏な生活が送れるか送れないか……その鍵を握るのが同じマンションに住むママ達。
同じような境遇であるママ同士だからこそ分かり合えることもあれば、同じような家族構成の人達が集まるマンションだからこそ起こるトラブルもあります。
今回は、マイホーム購入経験者に聞いた! 本当にあったマンション内のママ友トラブルと、心温まるエピソードについて聞いてみました。
恐ろしい! マンション内のママ達のとんでもエピソード子育て世帯が集まるマンション内ではどんなトラブルがあるのでしょうか。早速、トラブルに巻き込まれた経験があるというママ達に聞いてみました。
ゴミ出しに行くときも気が抜けない!
7年前、東京都内に新築マンションを購入したNさん。3LDKのファミリー向けマンションだったため、自分達と同じような子育て世帯が多く住んでいたそうです。
特にセレブが住んでいるような高級マンションでもないのに、ゴミ出しの時の服装や、近くのコンビニへ行く時の服装まで同じマンションに住むボスママにチェックされていたというNさん。
Nさんは言われるまでジャージ姿のボサボサ頭で外へ出ていたそうですが、他のママも言われたことがあるとのこと。
その理由を聞いてみると「マンションのイメージが悪くなり、物件評価が下がるから」だそうです。
確かに最近はマンションの評価や評判などがネット上に出ていますが、イメージが悪くなることを理由に自分の価値観を押し付ける行為はどうなのかと疑問に思ったと話すNさん。
しかし子どもが同じ幼稚園ということもあったのでうまくやろうと、その後は少し外に出る時も格好に気を付けていたそうですが、それでも陰口を言われて続けていたそうです。
管理費を払っているのにキッズルームが使えない!?
子育て世帯向けマンションということでキッズルームがあるマンションを10年前に購入したというSさん。雨の日や寒い日も気にせず子どもを遊ばせられると、ウキウキしていたそうです。
ある日子どもを遊ばせようとキッズルームに行くと、既に数人の子どもとママ達がいました。挨拶をして仲間に入れてもらおうとしたそうですが、挨拶も返してくれなかったので気にせず子どもと遊んでいたそうです。
そんなことが2〜3回続き、ある日また遊びに行った時は、数人のママ達からジロジロと見られ、とても居づらかったので、子どもを連れてすぐに帰ったそうです。
「私が何をしたというのか!」「管理費を払っているのだから私達にも気持ちよく使わせて!」そう思いながらも、それ以降キッズルームを使うことはなかったというSさん。
管理会社に言うのもおかしく、どうすることも出来ないまま、いまだに納得がいかない出来事だったと言います。
習い事を始める時にもトラブルが……
「幼児英会話教室」をめぐり醜い争いが……
新築の大規模ファミリー向けマンションを8年前に購入したFさん。1Fの店舗スペースには「幼児英会話教室」が入ることになり、数か月も前からポストにチラシが入っていました。
英語はこれから必要だし自分の子どもにも習わせようと、オープン前から問い合わせをし、体験までして申込みをしていたそうです。
ある日同じマンション内のママから「英会話教室を申し込む時は○○ママに言った方がいいわよ」と言われたので、一瞬「えっ!何で?」と思いましたが、言われるがまま○○ママに言いに行きました。
すると「私があの教室の人数調整をしているから」と言わんばかりの話をしてきたので、既に申し込んだことを伝えると「あっ、そうですか」と言われすぐに帰されたそうです。
その後、Fさんは無事に教室には入れたそうですが、マンション内には入れなかった子も多数いたようで、同じマンションのママ達からは白い目で見られ、気まずい雰囲気の中通っていました。
後から分かったのですが、○○ママはそのマンションのボスママで、あの時○○ママは自分や自分と仲の良いママの子どもが優先的に入れるようにしたかっただけ。
「申し込む前に言っていたら絶対に止められていただろうな~怖かったです」とFさんは言います。
仲良くなったと思ったのに……格付けされていた!
横浜市内のファミリー向けマンションを10年前に購入したIさん。そのマンションは既にママ同士が仲良く、交流が盛んだったそうです。
後から引っ越してきたIさんも、そのうち仲間に入れるだろうと最初は安易に考えていたそうです。
しかし住み始めて半年経っても、そんなママ達とは挨拶程度しか交わしたことがなく、不安だった時、同じマンションに住む1人のママから声を掛けられ「今度お宅に遊びに行ってもいいですか?」という話にまで展開するくらい仲良くなったそうで、もちろん快くOK。
ところが子どもと一緒に自宅に遊びに来たそのママは、実はマンションのママ友チームの1人で、単に自宅内をチェックしにきただけでした。
調子に乗って夫の会社名や年齢など家庭内をバラすようなことまで言ってしまったことを後悔していると言います。
後から分かったことですが、マンション内のママ達は各家庭を格付けして自分達より生活レベルが低いと判断したママとは付き合わないようにしていたようです。
Iさんはそのママ達にはその後も相手にされなかったことから、見下されていたのだと思ったそうですが、子ども同士は仲が良いのに、ママ同士は仲良くできずとても辛かったと言います。
ママ友エピソード、嫌な事ばかりではない!
嫌な事ばかりではない! 心温まるエピソードも東北から幼い子どもを連れて上京し、右も左も分からない土地のマンションに住むことになったというMさん。
友達が1人もおらず、とても不安だったそうですが、住み始めて1ヶ月くらいした時にマンションのエントランスで1人のママに声を掛けられたそうです。
「私、趣味で洋服やバッグなどを家で作っているの。今度遊びに来ませんか?」
その声が天使のようでした。早速次の日、子どもと一緒に遊びに行ったそうですが、そこは服やバッグ、ソファーカバーやマットレスなどなど手作りのものばかりに囲まれた空間だったそうです。
自分も一緒に作ってみないか、と誘われたので、子どもの園バッグや服など手作りしてあげたら喜ぶし、これを機会にママ友ができたら一石二鳥だと、Mさんはそれ以降、頻繁にお邪魔するようになったそうです。
しかしその行動が地獄の始まりでした。
そのママは自分の趣味の世界に人を巻き込み、稼いでいる人だったのです。「世界にたった1つしかない」と言いながら貴重感を刷り込み、子ども服やバッグを「5,000円でどう?安いでしょ?」と言いながら売りつけてきました。
最初はMさんも、手作りは貴重だし5,000円でも安いくらいかな、子どもとお揃いで着られるなら安いかな、と思っていたそうですが、それは完全なる洗脳でした。
それに気づかせてくれたのが、同じマンションに住んでいた他のママさんだったそうです。
頻繁に出入りしている姿を見ていたらしく、そのママさんも過去に被害にあったようで、これ以上被害者を出したくないとこっそり教えてくれました。
それ以降は手作りママとは少しづつ距離を置き、こっそり教えてくれたママの方と仲良くなっていったそうです。
「ママ友も捨てたものではないな~いい人もいますよ」とMさんは言います。

マイホームは一度購入してしまったら、簡単に替えることが出来ないため、ママ友が原因で「失敗した~」と思っても、ほとんどのママが我慢をして乗り切っていることが分かります。
しかし悪いことばかりではなく、ママ友に助けられたなど良いこともあることから、必要以上に警戒する必要はないかもしれません。
同じような境遇である子育て世代だからこそ分かり合い、支え合い、協力しながら子育てがしやすい環境を作っていけたら良いですね。
みんなが子育てしやすい住みよいマンションとなるよう、心よりお祈りいたしております。

アーティスト

ウレぴあ総研

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