Citizen / Jet 昨年の初来日公演も記
憶に新しいオルタナ・バンドから、陰
鬱かつダイナミックなギター・ロック
を是非
US・オハイオ出身の5人組オルタナティヴ・ロック・バンド、Citizenが10月6日(金)にリリースする3rdアルバム『As You Please』より「Jet」を公開しました。
ハードコアやエモをバックグラウンドに持つオルタナ・サウンドを鳴らし、「初期Nirvana」、「Brand Newの亡霊」とも称される存在である彼らが3枚目のフル・アルバムのアナウンスと同時にドロップしたこの新曲は、ノイジーなギター・ロックとエモーショナルなボーカルが醸し出すダーク感が特徴的な1曲。
元々彼らが持っていた魅力であるこの独特なダーク感にさらに磨きがかかり、静と動のバランスが取れた本楽曲からはもはや貫禄のようなものが感じられ、USインディ・シーンのなかで着々とステップアップを遂げ、成熟してきたバンドの姿が伺えます。
なお、今作は過去2作と同様にUSインディ・シーンの名プロデューサー・Will Yipとタッグを組み、Pinegroveや Turnover(http://spincoaster.com/turnover-super-natural) のリリースで知られる〈Run For Cover Records〉からのリリース。前作『Everybody Is Going To Heaven』はここ日本でも軒並み高評価だったことから新作へのハードルも高くなっているかと思われますが、Citizenが鳴らすノイジーなギター・ロックとWill Yipの相性の良さを考えると、そんな心配も無用な気がしています。
昨年11月に初来日を果たした際は東京公演のみだったものの、ダークでミドル・テンポの楽曲が際立つエモーショナルなライブ・パフォーマンスで大きなインパクトを残した彼ら。是非再来日公演に期待したいです!
【リリース情報】
Citizen 『As You Please』
Spincoaster
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