【ザ・クロマニヨンズ】『ザ・クロマ
ニヨンズ TOUR ガンボ インフェルノ
2014-2015』2014年10月22日 at TSU
TAYA O-EAST
“いろんな曲やるから。どうなってもロックンロールなので、安心してついて来いよ。これしかできなくなったけど、これしかできなくなって良かったなって思います”。甲本ヒロト(Vo)の口からそんな嬉しい言葉も飛び出したこの日。しかしながら、新作『GUMBO INFERNO』で彼らが聴かせてくれたのは、8ビートで疾走するばかりではないコクのあるロックンロールだ。流行に乗っかっているだけの主体性なき現代人に警鐘を鳴らす「流行のクルマ」、便利の間に潜む危険を歌った「B&K」はライヴだとなおさらハートを突き刺す切実さがあったし、エスニックでブルージーな「原始力自転車」「ダイナマイト・ブルース」「ルル」などにはクラッシュがレゲエを取り入れた心地良さに近い感触があった。
そんなクロマニヨンズの新機軸が始まったであろうブギー調の「キスまでいける」では、熱唱するヒロトのバックで向き合って笑顔を交わす真島昌利(マーシー/Gu)と小林勝(コビー/Ba)、桐田勝治(カツジ/Dr)の姿がものすごく微笑ましい。後半、Tシャツを脱いだヒロトは“今日はもうほかに使うこともなかろう? いっぱいやってくれ!”と叫び、獣っぽい動きでさらに大暴れ! マーシーが負けじとキレキレのソロをしなやかに弾き、コビーとカツジは頼もしいリズムで支える。コーラスの一体感も素晴らしい。すし詰めのフロアーにはダイバーが続出しまくっている。無理もない。シングルコレクションをリリースするキャリアで、もはやいい曲だらけなのだから。ロングツアーは3月まで。ぜひ、この旨みを味わいに行ってほしい。
そんなクロマニヨンズの新機軸が始まったであろうブギー調の「キスまでいける」では、熱唱するヒロトのバックで向き合って笑顔を交わす真島昌利(マーシー/Gu)と小林勝(コビー/Ba)、桐田勝治(カツジ/Dr)の姿がものすごく微笑ましい。後半、Tシャツを脱いだヒロトは“今日はもうほかに使うこともなかろう? いっぱいやってくれ!”と叫び、獣っぽい動きでさらに大暴れ! マーシーが負けじとキレキレのソロをしなやかに弾き、コビーとカツジは頼もしいリズムで支える。コーラスの一体感も素晴らしい。すし詰めのフロアーにはダイバーが続出しまくっている。無理もない。シングルコレクションをリリースするキャリアで、もはやいい曲だらけなのだから。ロングツアーは3月まで。ぜひ、この旨みを味わいに行ってほしい。
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