American Idolファイナルリストで、
マウイで有名なパンケーキ屋「IHOP」
オーナーのお嬢様Eli Mac

Aloha! Natasha(ナターシャ)です。毎週火曜日にマウイ島からisland Reggae(アイランドレゲエ)のHOTなニュースをお届けしています~

この時期Jawsという13フィートくらいの波がたつんだけど、先週末は6年ぶりに25フィート(8メートルくらい)の波がたち、25フィート以上の波がたったときのみ行なわれる幻のEddie Aikau大会が開かれました。1986年に始まったものの、今回で7回しか開催されていないんですよ。本物のレジェンドサーファー達がBIGWAVEに挑戦していました。

さて、今回は私の好きなローカルのアイランドレゲエ歌姫、Eli Mac(イライ マック)の紹介です。
Eli Macはフィリピン生れ。アイリッシュとスペインの血が流れているので、見た目はとてもエキゾチック。両親の仕事の関係でマウイ島の田舎HAIKUに家族で引っ越してきます。やがて、両親がマウイ島で最も人気のあるパンケーキブレックファースト「IHOP」をOPEN! ポークソーセージ、ポテトにシロップがかかっている不思議なパンケーキ。でも、ローカルでいつも満員。ファミリービジネスとして大成功します。

そこにアルバイトをしていたソングライター、コンポーザーのVelasco氏の勧めでオーナーの娘Eliをアメリカンアイドルに応募。何とファイナルまで残りました。このときはEliの応援で島中が大騒ぎになっていましたよ。優勝は果たせなかったけど、2年後くらいにハワイに戻ってきて、本土で培った音作りを生かして、HIP HOP調のアイランドレゲエの歌手としてキャリアを積んでいきます。

ある日、先天性の不治の病を抱えるEli Macの大ファンの17歳のShannonちゃんの両親から
「是非娘の為に歌ってほしい」と一通の手紙が...

Shannonは一生車いすで、話すことのできないのに何故かEli Macの曲をかけるととても喜ぶのだそう。そこでレストランを貸し切って、Eli Macと友人のRebel Souljahzのメンバーを引き連れ、Shannonと付き添いのKapiolani Medical Centerのスタッフのためにコンサートを開きます。Shannonは夢がかなって体すら動かすことができなかったのに曲に合わせて、満面の笑みでゆっくりと体でリズムをとったそうです。

Eli MacがShannonの生きがいを見つけてあげたとニュースになりました。そんなSweetな少し違ったEli Macのアイランドレゲエ聴いてみてね。

Mahalo

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着