Spandau Ballet

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    Spandau Balletスパンダー・バレエ

    今、振りかえってみるとゴツいホスト集団のようなスパンダー・バレエだが、80年代初頭はニュー・ロマンティック界の貴公子たち(笑)として、確かに女子のアツい視線を集めていた。
    グループを代表するヒット作といえば、アメリカでも上位にチャート・インした「トゥルー」「ゴールド」(共に83年)。彼らは、どこか軟弱なイメージの強かったニュー・ロマのなかでも、80年のデビュー当時からソウル/ファンク色の強い、どちらかといえばAOR寄りなサウンドを繰り出していた。また、ダンサブルな要素を多分に含みながらも、多少汗クサさを感じさせるのは、フロント・マン、トニー・ハドリーによる感情移入たっぷりの歌声のせいかもしれない。実は結構コブシまわってるんですよね……。
    デュラン・デュランやカジャ・グー・グーよりも断然オトナ受けしていた彼らではあるが、83年以降、大きなヒットに恵まれず90年代に入ってから活動を休止。しかし、再結成の噂も思い出したようにちらほら……。

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