オフコース、1982年武道館コンサート40周年で初のライブCD発売
オフコースが、ライブCD『Off Course 1982・6・30 武道館コンサート40th Anniversary』を6月29日(水)に発売する。
1970年4月のシングル『群衆の中で/陽はまた昇る』でのデビュー以来、「さよなら」「愛を止めないで」「Yes-No」「時に愛は」「言葉にできない」「YES-YES-YES」など、多くの名曲を生み出したオフコース。
2022年の今日に至るまで、日本の音楽シーンに多大な影響を与え続けているオフコースのキャリアの中で迎えた、いくつかのターニング・ポイント。その中に1982年の武道館コンサートが挙げられる。
小田和正と鈴木康博に加え、1976年以降でレコーディングに大間ジロー・松尾一彦・清水仁が参加し、1979年10月に5人体制のオフコースとしてアルバム『Three and Two』をリリース。そして1982年1月からスタートしたコンサート・ツアー<over>は全国28ヶ所69回公演を行い、そのファイナルを日本のコンサート史上初となる日本武道館10日間公演で締めくくった。10公演で約10万枚準備されたチケットは、混乱を避けるため事前に往復はがきで希望を受け付けたが、その応募数は約52万枚であったと言われている。
そしてツアー最終日の6月30日。この日が5人のオフコースによる最後のパフォーマンスであった。
2022年6月30日。武道館コンサートから40年の時を経て、これまで映像作品としてのみリリースされていたツアー・ファイナルの1982年6月30日のライブ音源を、最新リマスタリングによって現代のフォーマットとしてリリースが決定。オフコース5人としての最後のステージが、最新のクオリティ音源で蘇る、それが同作である。
また40年前に武道館でのファイナルを迎えた6月30日(木)には、ドラマ『半沢直樹』の音楽などを手掛けた服部隆之氏によるクラシック・アレンジでオフコースの名曲が新たに蘇る<オフコース・クラシックス・コンサート2022>が、開催4年目にして初めて日本武道館で行われる。