2010年リリース以降限定! 最新クリ
スマスソング5選

12月といえばやはりクリスマス! この季節になると山下達郎さんの「クリスマス・イブ」やワム!の「ラストクリスマス」など定番曲が流れてきますが・・・確かに良い曲!だけど毎年定番なのは面白くない!ということで、今回は2010年以降に絞って“最新クリスマスソング”を選んでみました。忘年会シーズンなので、カラオケの参考にもいかがでしょうか。

「クリスマス?なにそれ?美味しいの?
」('11)/ヒャダイン

名プロデューサーとしても知られるヒャダインこと前山田健一さんが2011年にリリースしたこの曲。歌手やタレントとしての活動の際はこの名義を使っています。前山田さんの楽曲らしいバラエティーに富んだ曲の構成と展開、そしてジングルベルならぬ、シングルベルな人であれば共感できる歌詞は一聴の価値ありです。MVでは女優の高山侑子がヒャダル子役として出演。不思議な世界観を演出しています。恋人同士で聴くのがクリスマスソングという風潮にも一石を投じるこの曲。恋人のいない同士、気の置ける仲間内で集まったカラオケなどで披露すれば盛り上がる事間違いなしです。ヒャダインさん自身も、“この曲がクリスマスの季節に有線とかで流れてくれれば”という想いで作ったそうです。

「サンタさん」(’11)/ももいろクロ
ーバーZ

先ほど紹介した曲と同じく、こちらも前山田健一さんの作詞作曲による作詞・作曲。ももクロが軽快に歌い上げる“THEアイドルソング”の一曲です。MVでも可愛らしい彼女たちの姿が印象的です。この曲、ライトなファンの方であれば「どこかで聴いたことあるな~」と思った方もいるかもしれません。実は、熱狂的なファンの方なら常識ですし、曲を最後まで聴けば分かるのですが、セルフオマージュとも言うべきでしょうか!? 彼女たちの人気曲「ココ☆ナツ」が元ネタとなっています。MVも「ココ☆ナツ」のMVが元ネタになっているので、気になった方は見比べてみても良いかもしれません。コールっぽい要素もあるので、カラオケでも盛り上がりそうな楽曲です。

「X'masラブストーリー。」('13)/ソ
ナーポケット

ソナーポケットが2013年にリリースした、この曲。彼ららしい丁寧に心象風景を切り取った歌詞と、想いが伝わるぼヴォーカル、そして耳馴染みの良いメロディーと、まさにポップソングとはこうあるべきと言う曲でもあり、またこれから長年直球のクリスマスソングとして人々に愛されていくだろう一曲です。恋人がいない人には少々酷過すぎるほど、幸せいっぱいのカップルが描かれた歌詞ですが、元来、クリスマスを祝うのはほとんど家族か恋人同士であるはず。ここまでストレートな歌詞であってもまったく問題ない、いや、これから恋仲になりたい男女には、これぐらいの甘い曲が必要だと考えます。なので、この曲は付き合う直前、もしくは付き合いたての男女が愛を確かめ合うのに歌うのはどうでしょうか?

「LOVE SONG」('11)/FUNKY MONKEY
BABYS

2013年に惜しくも解散してしまったFUNKY MONKEY BABYSが2011年にリリースした楽曲。ファンモン節とも言うべき、まっすぐなヴォーカルと、一度聴くと忘れられないメロディーが印象的な曲です。歌詞に“クリスマス”という単語は出てきませんが、イルミネーションなどの単語でクリスマスの雰囲気を感じさせます。思わず胸を突いてしまう、彼女への熱い気持ちを込めた歌詞は、恋を続けている人、恋にやぶれた人どちらにも共感を得ることができるでしょう。ファンモンお馴染みのジャケットとMVに有名人を使うシリーズは、この曲では優香さんが担当。MVでも切ない演技を見せてくれていて、楽曲の世界観をより広くさせています。

「とっておきクリスマス」(’12)/A
KB48

日本最大の女性アイドルグループとして多くの楽曲をリリースしていながら、実はクリスマスソングは多くないAKB48。そんな中でもこの曲はシングル「永遠プレッシャー」のカップリングで、シングル収録曲としては「予約したクリスマス」「ノエルの夜」に続く3曲目となります。クリスマスに相応しいきれいなメロディーで、恋人と祝うクリスマスというシチュエーションから、恋人に限らず、大事な人と祝うという事の大切さを説いた歌詞が心に沁みます。MVでの彼女たちの可愛い姿も必見です。
こうしてさまざまな種類のクリスマスソングを紹介しましたが、この中から「クリスマスイヴ」や「ラストクリスマス」のように長年歌い継がれる楽曲が出るかもですね。

著者:佐久間トーボ

OKMusic編集部

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