ゴールデンウィーク到来! 初夏を清々しく彩ってくれそうな5曲

ゴールデンウィーク到来! 初夏を清々しく彩ってくれそうな5曲

ゴールデンウィーク到来!
初夏を清々しく彩ってくれそうな5曲

ゴールデンウィークがやって来た=2023年も3分の1が終わったということで、月日が過ぎるのは本当に早いですね。気づけば暖かい日がだいぶ増え、散歩やジョギングに打ってつけの快適な季節になってきました。今回はそんな初夏の日々を清々しく彩ってくれそうな5曲をお届け。最近リリースされた新譜を軸に選んでますので、連休中のBGMにどうぞ。
「愛の太陽」収録EP『愛の太陽 EP』/くるり
「BYE BYE」収録アルバム『ポートレイト』/chilldspot
配信シングル「メロディー!」/ワンダフル放送局
配信シングル「おどる ひかり」/Cody・Lee(李)
「むかしの魔法」収録アルバム『季節のつかまえ方』/生活の設計

「愛の太陽」('23)/くるり

「愛の太陽」収録EP『愛の太陽 EP』/くるり

「愛の太陽」収録EP『愛の太陽 EP』/くるり

3月にリリースされた最新作『愛の太陽 EP』の表題曲で、Netflix映画『ちひろさん』の主題歌。穏やかな日差しが自然とイメージできるような、傷ついた心にやさしく寄り添ってくれるような、くるりならではのフォーキーで清々しい歌とバンドサウンドは、初夏の陽気とベストマッチだと思います。太陽の暖かさを感じながら聴いてください。MVの監督も映画同様に今泉力哉が担当していて、本編のアナザーストーリー的な仕上がりなのが見どころ。

「BYE BYE」('22)/chilldspot

「BYE BYE」収録アルバム『ポートレイト』/chilldspot

「BYE BYE」収録アルバム『ポートレイト』/chilldspot

ゴールデンウィーク中の5月3日に2ndアルバム『ポートレイト』をリリースする東京発の4人組バンド、chilldspot。その収録曲「BYE BYE」は、これまでSuchmos、King Gnu、藤井 風らが起用されてきてバズると話題を呼んでいるHonda“VEZEL”CMソングの最新版=“Honda VEZEL e:HEV”のWeb CMのために書き下ろした、爽快かつ開放的なナンバーです。吹き抜ける風を感じつつこのグルーブに浸れたら、もう言うことなしじゃないでしょうか。

「メロディー!」('23)/
ワンダフル放送局

配信シングル「メロディー!」/ワンダフル放送局

配信シングル「メロディー!」/ワンダフル放送局

大阪出身のロックバンド、ワンダフル放送局が4月26日に配信リリースしたばかりの最新曲。アコギ弾き語りの歌い出し、そこにバンドサウンドが入るイントロから爽快感と疾走感に満ちていて、突き抜けるようなサビや明るいコーラスを含め、ワンダホらしさが全開です。歌詞のとおり、このメロディーが味気ない日々をも彩ってくれるはず。サポートメンバーだった伊藤晴香(Gu)が同曲をもって正式に加入したので、今後の躍進も楽しみ!

「おどる ひかり」('23)/
Cody・Lee(李)

配信シングル「おどる ひかり」/Cody・Lee(李)

配信シングル「おどる ひかり」/Cody・Lee(李)

テレビアニメ『江戸前エルフ』のエンディングテーマとして書き下ろされたCody・Lee(李)の最新曲。イントロのギターのアルペジオを皮切りに繊細な絡みを見せていくバンドアンサンブル、その音にスッと溶け込む男女ヴォーカルの歌声が絶妙で、初夏のやわらかな空気にとても合うんじゃないかと思います。6月7日リリースの『ひかりのなまえ EP』にも収録予定。MVは東京・月島を中心に撮影、ノスタルジックな世界観がいい感じです。

「むかしの魔法」('23)/生活の設計

「むかしの魔法」収録アルバム『季節のつかまえ方』/生活の設計

「むかしの魔法」収録アルバム『季節のつかまえ方』/生活の設計

Bluemsから改名、心機一転して再出発となる1stフルアルバム『季節のつかまえ方』を4月19日にリリースした3人組バンド、生活の設計。“街と季節”をコンセプトにした軽やかな日本語ポップスが揃った同作の中でも、「むかしの魔法」の甘いメロディーとセンチメンタルな耳当たりはこの時期にしっくりきます。ありふれた日常がちょっと色づくような感じがあるかも。こいのぼりやツツジの花など、初夏の風景が映っているMVも素敵です。

TEXT:田山雄士

田山雄士 プロフィール:フリーのライター。元『CDジャーナル』編集部所属。同誌の他、『OKMusic』『ナタリー』『bounce』など、雑誌/WEBを中心にお仕事をしています。日本のロックバンド以外に、シンガーソングライターとか洋楽とか映画とかも好きです。

OKMusic編集部

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