『ビバラ』VIVA LA J-ROCK ANTHEMSの
ゲストボーカリストにアイナ・ジ・エ
ンド、ヤマサキセイヤ、SKY-HI×たな
からが出演

さいたまスーパーアリーナにてGWに開催されるロックフェスティバル『VIVA LA ROCK 2023』で、5月4日(木)に出演する「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」のゲストボーカリスト6組が発表された。さらに有料生配信『ビバラ!オンライン 2023』の同時開催もあわせて発表。
「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」は、年に一度、ビバラのためだけに編成されるスペシャルバンドであり、様々なゲストボーカルを招いて日本のロック/ポップスの名曲たちを歌い鳴らすビバラの名物企画。今年のヴォーカリストは、アイナ・ジ・エンドBiSH)、斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN / XIIX)、SKY-HI✕たなか(Dios / ex. ぼくのりりっくのぼうよみ)、田邊駿一(BLUE ENCOUNT)、宮崎朝子(SHISHAMO)、ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)の6組。それぞれのヴォーカリストがどの名曲を歌うのかは、当日、音が鳴るその瞬間までのお楽しみ。なお、2015年から続けてきたこの「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」は今回をもってグランドフィナーレを迎えることも併せて発表された。
そして、有料生配信『ビバラ!オンライン 2023』の同時開催が決定。第1弾として43組のライブ配信ラインナップが発表された。VIVA LA ROCKからのライブ配信はもちろん、各日MCを迎え、ビバラ出演前、あるいは出演直後の興奮冷めやらぬアーティスト達と共に繰り広げるトークセッションも生配信する。チケットの早割販売もスタート。それぞれ「1日券」と、2日分の価格で5日分すべてが視聴可能なお得な「5日通し券」を、4月30日(日)23:59まで通常チケットよりもお得な早割価格で販売中。当日配信以外にも見逃しアーカイブ配信も実施するとのことなので、お好きな配信プラットフォームにて参加いただきたい。
さらに、4年ぶりの復活となるビバラ名物・入場無料の屋外フリーフェス「VIVA LA GARDEN」のタイムテーブルを公開。音楽以外にも、お笑い、ゆるキャラショー、キッズディスコ、ティラノサウルスレース in ビバラ、ワークショップなどなど様々な企画が盛りだくさん。全国各地のフェス飯や埼玉グルメ、さらにはクラフトビール工房「所沢ビール」との限定コラボビールも販売するビアガーデンまで、たくさんのグルメと共にアトラクションを楽しんでいただける「VIVA LA GARDEN」は、ビバラ開催直前の週末からスタート。4月29日(土)・30日(日)ならびに5月2日(火)〜7日(日)の8デイズにわたってオープンしている。
その他にも、今年のエリアマップや、出演アーティストへ想いを乗せたお手紙をお届けする「ビバラ郵便局」、障害者のアート活動支援や自殺防止活動、里親制度といった埼玉県の取り組みとメッセージを広める「You’ ll Never Live Alone プロジェクト」、MOBSTYLES✕VIVA LA ROCKによるランニング・イベント「VIVA RUN」など、様々な告知がなされているので、ぜひVIVA LA ROCK 2023のオフィシャルサイトをチェックして欲しい。
チケットは各プレイガイドにて5日通し券・2日券各種・1日券の全券種を先着制にて販売中。ソールドアウト間近な日もあるとのことなので、お早めにお買い求めいただきたい。なお、2023年も小学生以下のキッズは、保護者同伴の下、保護者1名につき1名まで入場無料になる。いよいよ開催まで2週間、10回目の記念開催となるVIVA LA ROCK 2023に注目していただきたい。
「VIVA LA ROCK」プロデューサー 鹿野 淳によるメッセージ
10回目のビバラ開催まで2週間ほどになりました。実質的に最後のアナウンス、およびメッセージになるかと思います。要点を先に申し上げます。
★VIVA LA J-ROCK ANTHEMSゲストヴォーカル、および今回のアンセムズが最終回となることについて
★ビバラ!オンライン2023の開催および内容について
★VIVA LA GARDENのタイムテーブルの発表
★エリアマップの公開
★感染対策や今年のビバラの楽しみ方について
★その他諸々
以上ですが、まずは「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」です。今回のアンセムズは6曲、および6組のゲストヴォーカルによって構成されます。気づいてくれた方もいるかもしれませんが、今回のアンセム・ヴォーカリストはすべて過去にもアンセムズに出演してくれたアーティストばかりです。今までは常に新しいアーティストとのコラボレートを行ってきたアンセムズにとって、初の試みになります。これには大きな理由があります。それは、「今回のライヴをもって、VIVA LA J-ROCK ANTHEMSは散開する」からです。このフェスの2回目の2015年から続けてきたアンセムズ。2020年のオンライン開催の時もトークゲストとして集まってもらい、名演集を届けました。何よりもこのバンドの1番の悲しみは、津野米咲(赤い公園)がいなくなったことです。米咲が亡くなってから、それでも対面で打ち合わせができなかった時に行ったオンラインでの何時間にもわたるミーティング、その時に各メンバーの表情感情言葉は、今でもはっきりと憶えています。これでやめたら、米咲がバンドを解散させたことになるから、それだけは絶対にやめよう。続けていくことがメインではなく、今まで通りにこのバンド、セッションをとことん楽しむために続けよう、という気持ちひとつで固まり、そして伊澤一葉のこれまた迷いない快諾による加入で、その後のアンセムズは走り続け、今回の9回目の出演となりました。しかし、今回の10回目のビバラは、このフェス自体の大きな節目になると思っています。そのことと、これからどのように続けていくかを考えた時に、続けるためにコンセプトの見直しを図るのであれば、一度止まってみようという選択を取りました。この散開を提案したのはメンバーではなく、僕、鹿野です。
アンセムズはこのフェスの心臓です。2015年に初めて行った時に、このフェスの本質を体現してくれる存在が生まれたことに無上の喜びを感じました。そして何とか3回(3年)はやり続けたいと、それぞれの活動で多忙を極めるメンバーに懇願しました。その3回目が終わった後に一度メンバーをこのバンドから解放しようとしたのですが、そのミーティングで逆に「このバンドはビバラのために意義があるだけじゃなく、もはや自分達にとってとても大きな意義があるものになった。はじめはプロジェクトかバンドかわからないと思った時もあったけど、本当にバンドになったと思うし、我々はアンセムズというバンドのバンドマン同士だ。これからも新しい出会いを楽しみながら続けたい」と提案をいただきました。その後のさらなるアンセムズの活躍はビバラを飛び越え、何回かこのバンドでレコーディングに招かれるほどになりました。本当に素晴らしい、亀田誠治(Ba)、加藤隆志(Gt / 東京スカパラダイスオーケストラ)、ピエール中野(Dr / 凛として時雨)、伊澤一葉(Key)、そして津野米咲というメンバーの集合体としてのバンド。日本のロックやポップの名曲の価値を再定義するべくライヴをする、そしてフェスという祝祭にふさわしい空気を音楽で作る、ということを確立した今だからこそ、散開しようと話し合い、今回が最後になりました。
5月4日、どうかVIVA LA J-ROCK ANTHEMSの最終回を見届けてください。言うまでもなく最高の音楽時間となることと思います。演じる楽曲は、いつも通りイントロが鳴った瞬間に――。そして、2020年以来続けてきた「ビバラ!オンライン2023」を開催します。今回で4度目となるオンライン。限りなく通常開催に近づいた今年のビバラですが、続ける中で毎回求めてくれる声が大きくなり、今回も開催することにしました。さいたまスーパーアリーナで行うビバラの中で許諾が取れたライヴと、それぞれの日にMCに立ってもらい、出演者とのトークなどを今回も楽しんでいただこうと思います。このオンラインを行なっているスタジオは、楽屋エリアの真ん中にあるんです。なので毎回飛び込みのゲスト、ライヴは配信できなかったけどトークでプレシャスなサービスをしてくれるゲストも満載です。GWに埼玉まで来られない方、5日間の中で会場まで行かない日もあるけど、オンラインで楽しみたいという方、4度目の安定感を誇る「ビバラ!オンライン2023」をどうかお楽しみください。
これまたお待たせしました、4月29日から5月7日まで(5月1日のみお休みです)開催する、ビバラの屋外フリーフェス「VIVA LA GARDEN」のタイムテーブルを公開します。ビバラ自体の開催日以外のGW前半も開催していますし、ビバラ前日の5月2日には前夜祭を行います。SNSで告知したところ、予想を超える反響をいただいた「ティラノサウルスレース」など、家族みんなで遊べるアトラクションなどもたくさんあります。もちろん美味しいフェス飯を開放感あふれるけやきひろばで堪能していただけるし、所沢ビールと共にビバラ特製のクラフトビールも久しぶりに作りました!たくさんの「楽しい!」が溢れているビバラの名物エリアVIVA LA GARDEN、4年ぶりの復活です!エリアマップを公開しました。参加する方々は細かくチェックしていただきたいですが、今回も「たまアリアリーナ内を最大規模で使用するスタジアムモードでの開催」、「そのアリーナ内は昨年同様、同スケールの2つのステージが隣接し、交互にライヴを実施、ほぼすべてのエリアから両方のステージが見えます」、などを感じてもらえると思います。
おかげさまで今回のビバラは、すでに5日間で10万枚を遥かに超えるチケットが購入されています。10万人以上の方々がオーディエンスとして参加するのは、ビバラとしては初めてです。なので、400レベルや500レベル、および200レベルのコンコースなどに飲食スペースを大幅に増やしました。是非ご利用くださいませ。ちなみにアリーナスタンディングエリアには食べ物は持ち込めませんが(ドリンクはOKです)、すべてのスタンド席で飲食可能です。
新型コロナウィルス感染症などへの対策ですが、今年は極力ルールによる制限を撤廃する予定です。予定ですというのは、これから先に何か状況が大きく変わらなければ、という意味だと思ってください。具体的に、入場口での体温測定や健康チェックなどは行いません。トイレをはじめとする各所に消毒液は置きますので、適宜ご利用いただき、綺麗綺麗してください。マスクに関しても「任意」でつけるつけないをご判断ください。マスクを外す人もいれば、つける人もいます。こういう状況下で僕らからどちらかを推奨するのは、そのどちらかを否定したり悲しい思いをさせることになるので、やめました。「完全任意」です。スタッフに関してもマスクは任意にしました。つけているスタッフとつけていないスタッフの両方がいると思いますが、これも今年のビバラの考え方だと受け止めてください。
声出しや行動に関しましても、制限はございません。久しぶりに自由に楽しんでいただけるフェスになると思います。ただし、この3年間以上の月日の中で、ライヴに関しても、触れ合うということに関しても、変わってしまったことや変わってしまった気持ちはたくさんあると思います。今まで以上に周りを感じながら、絶対に人に迷惑をかけずに、「自分がいてみんながいるのではなく、みんながいて自分がいる」ぐらいの気持ちで自由に楽しんでいただきたいと心から願います。ビバラは2021年、他のフェスの開催がほぼなかった中で、敢えて開催をしました。2022年もなるべく楽しみ方を進化させようと、アルコール販売やアリーナ全面スタンディングでの開催などを含め、何十回も話し合いを続けて開催しました。それらの開催が、それぞれの年のその後のフェスの在り方やルールに影響した部分は少なくなかったと自負しています。その上で参加者の皆さんと一緒に挑戦を乗り越えられたからこそ、開催に向けての信用を得るフェスになれたと思っています。今年もそうです。ここで「限りなく通常開催」としてのフェスを成功に導けば、夏フェスをはじめとする様々なフェスにいい影響を与えることができると信じています。
何よりもお願いしたいのは、「とにかく健康でいてください。健康な状態で来てください。調子が悪ければ、我々としても残念極まりないですが、来場を控えてください」。すべてはこれに尽きると思っています。理想論でも何でもなく、みんながものすごく健康な状態で集まってフェスを過ごしてくれれば、何の問題も起こらない。そういう状況に限りなく近い空気の中で、5日間(VIVA LA GARDENを合わせれば合計8日間)、完走したいと強く思っています。貴重な時間やお金を使っていただくのに、さらに求めるのもわがままな話かもしれませんが、どうか10回目のビバラを、久しぶりにルールがかなり少なくなったビバラを、「一緒に」成功させてください。よろしくお願いします。さらなる詳細等は今後も発信する予定です。ホームページ、アプリ、各SNSをこまめにチェックいただきたいと思います。
その他にも、アーティストにハガキでメッセージを送れる名物企画「ビバラ郵便局」や、埼玉県内の障害者のアート活動、および自殺防止活動を支援する「You’ ll Never Live Aloneプロジェクト」の展示なども行います。最後の最後に山盛り過ぎて、いつも以上に長い説明になってしまいました。ごめんなさい。ただ、大事なことばかりなので、しっかりと頭と身体に入れていただければ幸いです。もうすぐですね、本当にありがとうございます。10回目にして今まで以上の最大規模で開催することになるVIVA LA ROCK 2023、節目にふさわしい5日間にしたいと思います。そうそう5月2日、ビバラ本体開催日前日の17時から前夜祭をやりますよ。遊びに来てください。埼玉県、さいたまスーパーアリーナ、ロックフェスの聖地、ビバラで今年も待ってます。

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