『僕らの闘いは続いていくツアー』東京公演フライヤー

『僕らの闘いは続いていくツアー』東京公演フライヤー

【irienchy×YENMA×
ワンダフル放送局 鼎談】
3バンドで
最高のイベントを作りたい

最新曲「ソルジャー」のリリースを記念した『僕らの闘いは続いていくツアー』を開催中のirienchy。『OKMusic』では4月16日の東京・渋谷Spotify O-Crestでのファイナル公演を前に、出演バンド3組の代表者による鼎談取材を実施。irienchyからは宮原颯(Vo&Gu)と本多響平(Dr&Cho)、対バン相手のYENMAからは池田 光(Vo&Gu)と深澤希実(Key&Vo)、ワンダフル放送局からはwan(Vo&Gu)を迎え、お互いの出会いや魅力について語ってもらった。

ハッピーに殺されそうになるくらい
めちゃくちゃハッピーになれる!

まずは、irienchyがYENMAとワンダフル放送局にどんな感じで出会ったのかを聞かせてください。

宮原
出会いの順番で言うと、YENMAが先ですね。
深澤
2020年11月の名古屋CLUB UPSETじゃなかったっけ?
本多
わー、もうそんなに前のことになるのか!?
池田
本当だよね。僕らは初の全国流通盤『Piñata』(2020年10月発表の1stアルバム)を出すタイミングでバンド名を“Charles”から“YENMA”に改名したんですけど、名前が変わって1発目のライヴでirienchyと対バンしていて。
本多
その事実は今初めて知ったわ(笑)。
深澤
確かに、ちゃんと説明はしていなかったかも。
宮原
響平が楽屋でなんかしょうもないボケしとったよな。
本多
ボケじゃないわ! ライヴ前に髭を剃りたかったんだけど、ちょうど鏡が空いてなかったので、ガラス扉に顔をなんとか映しながら頑張って剃っていたんですよ。そしたら光が“えっ! それで大丈夫なんですか? すごい剃り方ですね!”みたいに言ってきて(笑)。
池田
それ言ったの、めっちゃ覚えている(笑)。
宮原
でも、光くんが話しかけてくれたのは嬉しかったな。irienchyは当時バンドを組んだばかりで、対バンをほぼやったことがなかったし、仲間もいない状況だったから。
池田
そんなことがきっかけで、すぐに打ち解けられたんだよね。東京に戻ってからは響平と呑みに行ったりもして。UPSETが組んでくれたイベントでたまたま出会えて、人間的にも音楽的にも惹かれ合えてラッキーだったと思います。
本多
2022年の3月にはYENMAの企画『春の大三角形』に呼んでもらったんですけど、そこでさらに距離が縮まったよね。
深澤
うちのドラムの山本武尊がコロナになっちゃって、響平くんにサポートしてもらったんです。あれでirienchyのメンバー全員とより仲良くなれた気がする。

ワンダフル放送局との出会いは?

宮原
ありがたいことに、wanくんが僕らをライヴに誘ってくれたんです。最初はInstagramでDMをもらったんだっけ?
wan
そうです。irienchyをよく撮っているカメラマンの方が僕に教えてくれたんですよ。“めっちゃいいバンドなんだよ”みたいな感じで。曲を聴いたら本当に素晴らしかったので、2022年の11月にワンダフル放送局のツアーの東京編に出ていただきました。YENMAに比べると、まだ最近の話ですね。
宮原
irienchyの「スーパーヒーロー」が好きって言ってくれてね。直で会う前に、まずwanくんと僕でインスタライヴをやって。
本多
初対面がインスタライヴってすごいよね。
wan
でも、僕、その初対面で遅刻しちゃったんですよ…。
本多
そうだそうだ。wanくんが慌てまくっていたよね。“すいません、まだ家に着いていないんです!”みたいに。
宮原
いきなり遅刻されたので、こっぴどく説教してやりましたよ(笑)。
wan
いやいや、そんなことなかったじゃないですか!  すごくやさしい先輩です。

irienchyの魅力ってどんなところだと思いますか?

池田
irienchyは陽のパワーがすごいんですよ! 本番以外で話したりする時も含めて、ポジティブなエネルギーをメンバー全員が発しているというか。あと、着飾った感じが一切しないのも魅力ですね。ステージに立っていてもどこか素に近いような印象がある。でも、そのライヴがナチュラルでカッコ良い!
深澤
ライヴが本当にいいんだよね。ハッピーに殺されそうになるくらい、めちゃくちゃハッピーになれる!
池田
俺は自分の出番前にいいライヴしているバンドを観ると、すごいエネルギーをもらえて自分もいいライヴできちゃうタイプなんです。なので、YENMAのライヴ前は毎回irienchyに出てほしい。そのままパワーを受け継いでやれるから。楽曲にも4人の飾らない空気が入っているよね。こういうポップでキャッチーでロックの要素がある音楽は大好きなので、僕は勝手に親和性を感じています。
宮原&本多
ありがとうございます!
wan
僕も同じくライヴがエグいと思いましたね。人間性もすごく好きです。単に陽キャで片づけたくないし、片づけられない魅力があって。それが曲にもライヴにもあふれているところに惹かれます。
本多
かなりヨイショしてもらっちゃった。褒められ慣れてないから、反応に困ってしまう(笑)。
宮原
ニヤニヤしちゃうよな。一緒にライヴしたことのある仲間にそう思ってもらえるのはシンプルに嬉しいね。
『僕らの闘いは続いていくツアー』東京公演フライヤー
irienchy
YENMA
ワンダフル放送局
配信シングル「ソルジャー」/irienchy

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着