【ブルーベリーソーダ
インタビュー】
持っているものを全て活かした
表現活動を行なっていきたい
母親から演技指導を受けた
“私は女優になる!”
では、デビュー曲である「天使が通る」の印象やレコーディング、MV撮影などのエピソードを教えてください。
大嵩
MV撮影で雪を降らせる演出があったんですけど、その時は素で楽しみながら撮影できました。そのあとにドレスでハイヒールを履いて踊りながら歌うシーンを撮影したのですが、ドレスの裾が長いし、ヒールも高いし、床も滑るので、踊るのにすごく苦戦しました。
大橋
MVではソロの撮影があって私は堤防で撮ったのですが、メンバーが誰もいない中での演技はすごく緊張しました。大量の大人に囲まれて、カメラで撮られて、その場で“こうやってください”と指示されながら演技をするのが難しかったです。
馬越
MVで私たちは演劇部という設定だったので、台本を持ってみんなで練習しているシーンを撮ったのですが、台本にはダミーで適当な台詞が書いてあったんです。撮影ではそれを読んでいたので、ダミーの台詞だから話が全然噛み合っていなくて(笑)。それがすごく面白くて印象に残っています。
鈴木
私もMV撮影が印象に残っています。ほとんどくるみちゃんと一緒のシーンだったので安心感があって、大人がたくさんいても変に緊張することなく楽しく撮影できました。ただ、リップシンクは目の前にあるカメラに向かって表情を変えたりしていたんですけど、カメラがすごく近くて緊張しました。
MVは冒頭で幸澤さんが“私は女優になる!”と叫んでいるシーンも印象的でした。
幸澤
ありがとうございます。みんなが思っていることを代表して言う…それもMVの冒頭で言うという大事なシーンなので、実は家で練習しました。
馬越
家で“私は女優になる!”って?
幸澤
そうそう。お母さんに相手をしてもらって。“今のはちょっと違うんじゃないかな?”とか、母親から演技指導を受けました(笑)。
幸澤さんが楽曲で印象に残っていることは?
幸澤
初めて曲を聴いた時のことなのですが、その日にユニットを組むことを伝えられ、その流れで「天使が通る」を聴かせていただきました。とても昭和チックな感じの曲調だったから想像していたものと違っていて、逆にそれがすごくいいと思いました。予想していなかった曲調だっただけに、みんながどんなふうに歌うのか、みんなで踊ったらどんな作品になるのか、すごく楽しみに思ったことを覚えていますね。
大平
私はレコーディングの時が、すごく印象に残っています。ヘッドフォンをつけてマイクに向かうのはドラマとかの映像で観たことはあったけど、実際に自分がやるのは初めてだったので。自分の声が聴こえるのが嫌だったからヘッドフォンのボリュームを調節して、自分の声は聴こえないようにして歌ったんですけど(笑)、それはそれでブース側にいるスタッフさんたちにはどう聴こえたのかが不安で。そういうことが印象に残っていますね。
“『THE FIRST TAKE』みたいだ!”とか?(笑)
大平
それも思いました(笑)。
田村
私もレコーディングの時のことが印象に残っています。プロの方に“ここは強く歌う”とか“ここは伸ばす”とか指示をいただくのも初めてだったし、自分の声がヘッドフォンから聴こえるのも初めてで、カラオケで歌うのとはまったく違うというか、“これは自分たちの曲なんだ!”と実感しました。
やっぱりカラオケとは違いましたか?
田村
全然違いました! “あぁ、歌手だな”っていう気持ちになりました。
馬越
分かる! 格好つけたくなるよね(笑)。
田村
そうそう。自分に酔うというか。実際に出来上がったものを聴いた時は、“これ、本当に自分が歌ったの?”と耳を疑いました。自分で言うのもあれですけど、“うまいな!”って(笑)。
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