谷口賢志、萩野崇、椎名鯛造ら出演者
による座談会が開催 DisGOONie Pre
sents Vol.12舞台『玉蜻 ~新説・八
犬伝』

西田大輔主宰の「DisGOONie(ディスグーニー)」の新作公演『玉蜻 ~新説・八犬伝』が2023年2月10日(金)より、東京・EX THEATER ROPPINGIで上演がスタートする。
2015年11月の『From Chester Copperpot』に始まり、2016年には『ジーザス・クライスト・サムライスター~殿中でござる!~』『Sin of Sleeping Show』、2017年に『From Three Sons of Mama Fratelli』、2019年に『PHANTOM WORDS』『PANDRA』『PSY・S』、2020年に『DECADANCE-太陽の子-』、2021年に『GHOST WRITER』「MOTHERLAND』、2022年に『Little Fandango」と、オリジナリティあふれる作品で演劇シーンを盛り上げてきた。そして2023年、12作目となる本作の上演が決定した。
室町時代をテーマに書かれた滝沢馬琴の長編小説『南総里見八犬伝』を新解釈で舞台化。化け犬“八房”と安房国の“伏姫”との因縁により結ばれた八人の剣士たちの運命と、そこに隠された影の物語が描かれている。主演の崎山つばさをはじめ、藍染カレンら個性派俳優たちが新たな物語と紡いでいく。
舞台の上演に先駆けて、これまでのDisGOONie公演に参加している谷口賢志、萩野崇、村田洋二郎、田中良子、椎名鯛造の5名が集結し、クロストークが行われた。オフィシャルレポートが届いたので紹介する。
ーー結成からまもなく8年が経つ「DisGOONie」の変化について。
谷口:最初の印象はすごく荒々しかった。僕たちも若かったというのもありますけど、“天下取りに行ったるぞ!”というのが顔合わせの初日からギラギラしていました。西田さんがDisGOONieを船に例えていますが、まさに全員海賊みたいな感じでした。
田中:最初の頃からビックリするぐらい稽古時間がすごく長いんです(笑)。でも、それを当たり前のように受容していて、“必ずいいものを作るんだ”という空気があったので、“できるのかな?”という気持ちと“やるしかねぇぞ”という気持ちが半々だった記憶があります。
田中良子
村田:公演の回数を重ねるにつれて、DisGOONieという船に乗りたいという俳優さんがものすごく増えた印象があって、「見ました」「出たいです」といろんな現場で言われることも増えています。船が大きくなっていますが、そこに載っていられるのも誇らしいですね。
萩野:DisGOONieの良さは、自分たちが全力で楽しんでいることです。“好きなだけ遊ぼうぜ!”って気持ちでやっていて、自由にものづくりができる場になっています。なので、自分が出てないシーンも面白くなってるから、ついつい袖で見てしまうんです。
椎名:僕は付き合いは長いんですけど、出演するのは今回が2回目なんです。前回、稽古場から楽しかったのを覚えています。最初の稽古からみんな全力でくるので、一番最初のお客さんになれる環境なので共演者も楽しませようという感じですし、ビリビリ来て刺激を受けました。
ーー今作の注目シーンは?
萩野:DisGOONieといえば、素晴らしい殺陣とダンスです。
萩野崇
椎名:型にはまらないものがありますよね。
萩野:そうそう、斬新なんです。
谷口:今回、今までで一番のセットになるみたいなんです。あれがどう動くのか、すごく楽しみなんですよ。
村田:あとは楽曲ですよね。
村田洋二郎
田中:テーマ曲を聴いて泣きました。深く潜るようなイメージがあって、一気にイメージが浮かんできました。音楽ってすごいなぁって思いましたね。
椎名:衣装も素晴らしいですし。
村田:うん、全てがヒントになってくるね。セットや音楽、衣装など全部が合わさった時、一番素晴らしい瞬間になるんじゃないかと思うんです。
ーー期待している人たちへのメッセージを。
萩野:2月10日に始まります。2023年、素晴らしい航海を楽しんでいただきたいので、1回と言わず、2回、3回、全通していただいても構いません、お待ちしております。
谷口:コロナ禍がありましたが、僕は人の目の前でお芝居を届けたいですし、共に共有したいと思っております。『新説・八犬伝』、劇場で生き様を体感してもらいたいです。
谷口賢志
田中:DisGOONieは私にとって戦場です。戦うのはもちろんですけど、もし好きな俳優さんが初めて出られるとかがあれば、西田さんはそういう方も輝かせられる演出家なので、一番輝いてるその俳優さんの姿をぜひ生で見てもらいたいと思います。
村田:僕にとってのDisGOONieは一番自分を出せる場所。最初は船長・西田大輔を楽しませることだけをやってきましたけど、いつの間にか周りのみんなを楽しませたり、お客さんを楽しませたり、輪が広がってきました。ずっとこの場に居させていただくのはありがたいことだと思っておりますし、『新説・八犬伝』でもっといろんな人を楽しませたいと思っております。是非とも遊びに来てください!
椎名:僕は2回目ですが、いつも西田さんと関わる時はワクワクしていて、稽古の時から気持ちが昂っています。僕らも本番前や初日は緊張しますけど、お客様も「どんな物語が見られるんだろう?」という気持ちを持ってらっしゃると思うので、ドキドキを一緒に共有できるといいなと思っています。よろしくお願いします。
なお、座談会の模様はDisGOONie YouTube チャンネルにて公開。
本公演は、2月10日(金)~19日(日)まで東京・EX THEARER ROPPINNGIで、2月25日(土)・26日(日)は大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演。また、アフタートークショー、スペシャルカーテンコールの実施が決定。詳細は公式サイトにて。

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