FES☆TIVE (左から)髙木、辻、青葉、土光、八木

FES☆TIVE (左から)髙木、辻、青葉、土光、八木

【FES☆TIVEインタビュー 前編】ニュ
ーシングル『ニホンバレデンセツ』を
リリース 改札で一番引っ掛かるメン
バーは誰

5人組アイドルグループ・FES☆TIVEが新体制初のシングル『ニホンバレデンセツ』を今月11日にリリースする。インタビュー前編では、新メンバー・辻こはるさんが加わった2022年FES☆TIVE新体制について、そしてニューシングルについて、5人のメンバーに聞いた。

--新メンバーの辻こはるさん加入後、今回が初インタビューとなりますが、辻さんは加入して今……、
辻こはる「3ヶ月です」(インタビューは12月中旬)
--慣れてきましたか?
辻「えー! 自分では慣れたといっていいかわからないんですけど、ファンの方には『馴染んでるね』って言っていただけることが多くて嬉しいです」
土光瑠璃子「めちゃくちゃ馴染んでますよ。デビューしたてのときって、まだ不慣れかなと感じさせる新メンバーも多いと思うんですけど、最初からいたかのようなくらいに馴染んでいて(笑)」
--今話していても新人ならではのもじもじ感がない。
辻「メンバーとはもともと面識があって、友達という感じだったので」
--そうか、別のグループで活動を?
辻「はい」
--髙木さんもそのパターンで加入でしたよね。
髙木ゆりあ「はい。私も移籍してきました」
--もともとメンバーとも知り合いで?
髙木「はい」
八木ひなた「私もです(笑)。別のグループにいたときからメンバーと知り合いでした」
土光「なんなら私と青葉はいとこ同士だし(笑)」
--じゃあ、加入の段階からよそよそしさが発生するチームではないんですね(笑)。
八木「だからみんな馴染むのが早いんです(笑)」
--髙木さんは初めての後輩ができるんですよね。
髙木「先輩になっちゃいました、ついに(笑)。以前いたユニットではリーダーだったり、これまで先輩しかやったことなかったので、FES☆TIVEで初めて後輩を味わって。そしてまた先輩になるのは新鮮な気持ちです」
--FES☆TIVEは歴史があって多くの既存曲があるから、それを覚えるのは大変かも。でも主な楽曲は知っていたんでしたっけ?
辻「はい。曲は知っていました」
--今のところリリースイベントくらい?
青葉ひなり「いや、こはるちゃんが入ったタイミングでワンマンライブがあったりツアーが始まったので、めちゃくちゃたくさん曲を覚えたよね」
辻「大変でした。曲数が多くて。でも覚えたらファンの方が嬉しいって喜んでくれて、それでやりがいがあります」
--もともとお気に入りだった曲はあった?
辻「『しゃかりきトップランナー!』が一番好きというのはずっと言ってました」
--ステージを大きく使ったパフォーマンスが楽しい曲ですよね。FES☆TIVEのライブならではのパフォーマンスは楽しめていますか?
辻「はい。楽しんでいます!」
--ところで、今FES☆TIVEのライブってもう声出しOKになってるんでしたっけ?
髙木「はい。声出しOKな会場が増えています」
土光「リリースイベントの会場でも」
--青葉さんや土光さんはFES☆TIVEとしての声出し応援可のライブをやるのは久々だったと思いますが、いかがでしたか?
青葉「やっぱりお客さんが感じる楽しさとか熱量が変わってくるなというのはありました。コロナ禍になって“ライブが楽しくないな”と感じてしまった人もいたみたいなんですけど、久しぶりに声出しライブを経験して“やっぱり楽しいね”と言ってくれる人もいたし、私も正直物足りなさはずっと感じていたので、やっと声出しができるようになって! これからより楽しいFES☆TIVEを体感してもらえたらなと思っています」
土光「ずっと声出しライブを当たり前と思ってやってきたので、“声出しライブってできなくなるもんなんだ”と、その現実を最初受け入れられなかったんです。そんな中でライブの楽しさを出すにはどうしたらいいんだろうと試行錯誤してきたんですけど、最近声出しライブが復活してきて、“前みたいに戻ったね”というだけではなく、新しい声出し応援可のライブの形をまた作っていけたらと思っています」
--既存曲の応援の仕方って昔と変わった点もある?
土光「お客さんの動きは基本的に横移動が多かったんですけど、最近では移動というより振りコピが特徴的なものが多くて。そういう振りコピをしているファンの方を見るのも楽しいです」
髙木「コロナ禍でできた曲はコールがないから、声出し解禁になったとき、“えっ、これどんなコールが入るんだろ”とワクワクしました。タイ遠征に行ったときもタイの人のコールがマジで激しくて、日本語だし(笑)。『お・れ・の』とかいうんですよ」
--昔とコールの内容が変わった曲も?
土光「コールが変わったものはあまりないと思うんですけど……」
青葉「でもお客さん自体がコロナ禍以降に結構入れ変わってしまったので、今は既存曲のコールの仕方がわからない人も多くて……」
--コロナ禍以降の新規ファンも多い?
青葉「そうですね」
髙木「コロナ禍以降にアイドルを推し始めたという人も多く、ミックスもわからないという人も多いです、今」
--さっき髙木さんも言っていたように、今年は久々にタイへの遠征もありましたが、タイのファンはやはり熱かった?
全員「熱い!!」
八木「私はタイは初めてでした。ずっと青葉土光から“タイはすんごい楽しい”って聴いていたから、めっちゃ期待度上がってのタイ遠征だったんですけど、期待以上にファンの方の熱量が高いし、雰囲気がすっごい温かいんですよ。街なかで目が合うだけでニコッとしてくださったりだとか、ファンの方から“サワディーカー”って声かけてくれて、FES☆TIVEのライブを楽しみに待ってくださってたんだなというのが伝わってきて、すごく嬉しかったです」
--辻さんも早速参加できたんですね。
辻「加入して1ヶ月で、おそらく史上最速で海外遠征に行かせていただきました」
--以前のグループ時代も含めて初海外遠征?
辻「そうです。海外自体、人生で行ったことがなくて、加入してすぐにパスポートを取って」
--じゃあ、日本のファンの反応すらあまり知らない状態で、すぐにタイのファンに?
辻「そうなんです。最初はすごく不安だったんですよ。加入してからまだ間もないから、知られてないんじゃないかなと思っていたんですけど、でもタイの方は本当に優しくて、ライブの前にいろいろ調べてくださったみたいで、“こはるちゃん”って呼んでもらってすごくうれしかったです」
--さて、そんな中新体制初のシングル『ニホンバレデンセツ』が今月11日に発売となります。まず辻さんにとっては初のシングル。どんな感想を持ちましたか?
辻「曲を聴いて、お祭りっぽく、和を感じるフレーズも出てきてFES☆TIVEっぽい楽曲だなと思いました。レコーディングでは緊張したんですけど、スタッフさんが褒めてくださって!『歌える新メンバーが入ってよかった』と言ってくださったのがすごく嬉しかったです!」
青葉「『ニホンバレデンセツ』はいつものFES☆TIVEらしさ、今までのFES☆TIVEの楽曲のいいとこ取りをしているなと感じる部分がたくさんあります。転調が多かったりだとか。特にこの曲のいいなと思うところは、どこも落ちないというか最後まで走り続けているイメージ。ずっと騒がしくて、でもBメロがカッコいい感じだとか、いろんな意味で、FES☆TIVEの良さが詰まっているなと思います。あとは私がFES☆TIVEの作家陣の中でも一番好きなIMAKISASAさんが作ってくださっていて。今までもFES☆TIVEのライブで盛り上がる代表曲を作ってくださってきたのがIMAKISASAさんなので、この曲もお披露目したときからお客さんにハマっていました。この曲の人気の伸びが凄くて、もし今人気投票したらトップ5、3位とか4位くらいになるくらいの勢いです」
髙木「確かに! 『OIDEMASE!! ~極楽~』『シダレヤナギ』『ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ!』『マジカルパレード』『カンフーミラクル~愛~』などの人気曲の中に入ってきそうな。『カンフー〜』もIMAKISASAさん作曲ですね」
青葉「ミュージックビデオも大好評で再生回数が好調です」
土光「落ちサビっていつも二人で歌うことが多いんですけど、今回は一人一人が落ちサビのパートに入っていて、MVでも一人一人のカットが見られるので、そこがめちゃくちゃ可愛くてお気に入りです。あと振りコピがめっちゃしやすいのが、わたし的に一番好きなところ。ファンの人にマネしてもらうと面白いと思うのが、“はっ!はっ!踊れ!”のところ、メンバーみんな一列に並んでやってるんですけど、“それな!”のところでお客さんを指すんですよ。それをお互いやり合えれば面白いなと思います」
髙木「私は今回初めて表題曲で歌い出しを担当させてもらえました。既存曲で歌い出しを引き継いだというのはあるんですけど、新曲で初めて自分の声で歌い出しをいただいて、初め歌割りを聞いたときに、“え、これは間違ってる!?”と思ったくらい、信じられなかったんです。でも自分のパートとしてしっかり歌わせてもらってファンの方にも喜んでいただけたのが嬉しかったです。前作は自分のソロがラップパートしかなかったので(笑)。ソロで歌えるパートを今回いただけたのが嬉しくて、もっと頑張らなきゃなと思いました。歌詞の中に、これはゆりあっぽいよねと言われるところもあって。“段差ないのに躓いた”とか、私何もないところで結構躓いているので(笑)」
青葉「今日も一緒に来たとき躓いてなかった?」
髙木「躓いてた(笑)。その後のひなりちゃんの“会場間違えちゃって”の歌詞とかもピッタリで、メンバーそれぞれにピッタリの歌詞を担当させてもらっています」
--“改札をポイントカードでブー”というのもあったり(笑)。
青葉「はい。改札によく引っ掛かります(笑)。なんでですかね、チャージ頑張ってるんですけど」
髙木「でも八木ひなたが一番引っ掛かっている印象があります。一緒に電車でくると毎回引っ掛かってるんですよ。引っ掛かってるところしか見ていないというくらい」
八木「でも私髙木ゆりあと電車に乗ったときは必ず引っ掛かてるんですよ。ほかのメンバーといるときは結構平気なのに」
髙木「私、引っ掛らせてます?」
八木「今回ガヤ部分にメンバーの個性がとても出てるのと、あとレコーディングですごく躓いたところがあって、“どん どん どん どん……どこドンドン どどんぱ”というところで、歌割りをいただいたときから、“そこは私じゃないだろう”と思っていたんですけど私担当で(笑)。その部分がこの曲の中で一番練習したんじゃないかなと思うくらいです。あと個人的には、“映画に行けば 隣がカップル”“もおおおお!”というところがあるんですけど、そこがファンの方に好評でして、本当にこの曲は止まっているところが一切ない! ただ“もおおおお!”というところは下から立ち上がる振付なんですけど、歌うとき鼻の穴が広がっちゃうのが問題です」
4人(笑)
八木「どうしたら鼻の穴が広がらないか、今考えているところです。今イベントで動画撮影可になっているので、そこが注目されてしまうのが気まずい感じで(笑)」
(ニューシングルカップリング曲について、そして2023年FES☆TIVEの野望を語ったインタビュー後編に続く)
FES☆TIVE(フェス・ティブ)
2013年に“お祭り系”アイドルグループとして結成。以降メンバーチェンジを繰り返しながら進化を続けている。2015年、『お祭りヒーロー』でメジャーデビュー。国内でのライブはもちろん、アジア各国をはじめ海外公演も積極的に行ってきた。
FES☆TIVE 「ニホンバレデンセツ」MV (2023/1/11 Release)
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