【内田雄馬 ライヴレポート】
『YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! /
your world, our world」』
2022年11月12日 at 日本武道館
内田雄馬にとって初となる日本武道館2 デイズ公演『YUMA UCHIDA LIVE 2022「Gratz! / your world, our world」』が11月12日と13日に行なわれた。初日のタイトルは“Gratz!”、2日目のタイトルは“your world, our world”。それぞれコンセプトの異なるステージが届けられた。まずは11月12日の公演の模様をレポートする。
パーティーをテーマにしたオープニング映像が流れたあと、内田がステージ上に登場。最初に届けられた「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」のイントロと共に“今日はみんなでひとつになりましょう!”という声が響き渡る。照明の光を全身に浴びながらシルバーのナポレオンジャケットを煌めかせ、歌いながら踊る姿が眩しい。続いて「Before Dawn」も披露されると会場が心地良い一体感に包まれた日本武道館。最高に楽しい時間の幕開けであった。
序盤は「DNA」「VIBES」「Relax」といったエネルギッシュなナンバーを連発。歌いながらのダンスのキレの良さにも魅了されずにはいられなかった。バンドメンバーがセッションを繰り広げた「BE MY BABY」を挟み、さらに「Looook UP!!!」「Angel」「equal」も届けられたが、ダンサーチーム“うちダンサーズ”とのコンビネーションも素晴らしい。アーティストとしての卓越した実力、天賦の華をまざまざと感じる曲が続いた。「Loser」のリミックスに合わせてうちダンサーズがダイナミックなパフォーマンスを繰り広げたひと時を経て、さらに届けられていった多彩なナンバーの数々。印象的だった曲として特に思い出されるのは「Good mood」。作曲を手がけ、今回のバンドメンバーとしても参加している半田彬倫によるピアノ伴奏で美しいファルセットを交えながら歌う姿は、観客をうっとりとさせていた。
幕間映像『内田雄馬のオリジナルソング作っちゃおう!!』では、作詞作曲にチャレンジ。スタジオに用意されていたさまざまな楽器を弾きながら試行錯誤を重ね、完成した曲のタイトルは「Not Fighter」。キーボードを弾きながら披露された曲はウィットに富んだフレーズを盛り込んでいて、観客を大いに和ませていた。
そして、突入したライヴ後半で、まず届けられたのは「your words」。リフターに乗りながら上昇した彼をスポットライトの光が包み、会場の隅々にまで歌声が響き渡る様が神々しかった。続いて「向かうべき場所へ」「スタートライン」も披露。バンドメンバー、うちダンサーズとともにステージに立ち、パフォーマンスをする喜びにあふれているさまが、歌声とともに伝わってきた。活動を重ねる中で素敵な仲間が増えていく嬉しさを、改めて噛み締めていたのではないだろうか。
“僕のアーティストとしてのスタートは4年前。そして、こうして武道館という大きな舞台に立たせていただける日がくるとは。本当にありがとうございます。内田雄馬はひとりじゃ本当に何もできないんです。みんなと一緒に歩いてここまできた武道館です。この大切な場所で僕のスタートになった曲を歌わせてください”というMCのあとに披露されたのは、1stシングルの表題曲「NEW WORLD」。続いて最新シングルの表題曲「Congrats!!」も届けられた。デビューから今日までの軌跡を実感させられる2曲は、ステージを見つめていた観客各々の胸の内に、様々な思い出をよみがえらせていたはずだ。
アンコールで「Comin' Back」を披露したあと、内田は想いを語った。“映像コーナーどうでした? 自分で生み出すというのは本当に大変なことなんだなと改めて実感しました。いつも楽曲を提供していただいて、それを表現させていただいています。声優ですから台本や役をいただいて、それを表現することをやっているんですけど、誰かのおかげで今、自分はここにいるんです。そういうことを大切にしようと改めて思った作曲コーナーでございました。アンコールっぽいこと言っちゃったよ(笑)」。そして、TVアニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』エンディングテーマ 「Happy-go-Journey」を1月にデジタルシングルとしてリリースすることなどを発表し、“こうしてライヴをやって、たくさんのみんなが来てくれて。自分の周りには素敵な人たちが集まって力を貸してくださっていることを実感しています。みなさんに感謝を込めてお届けしたいと思います”という言葉を添えて歌い始めた「You Are Special」は、とても温かく迫ってきた。
「JOURNEY」を歌い終えると、一旦はステージをあとにした彼であったが、鳴り止まない手拍子に応えて再登場。そして、“本当にありがとうございます! これ以上の言葉は、もう私にはございません。これからも変わらずに頑張っていきたいと思います。明日もあるけど、その前に今日全部出しきっていきたいよね? みんなまだまだ元気ですか? 限界超えていこうぜ!”と観客に呼びかけてから「Over」がスタート。観客の手拍子がバンドサウンドに熱量を加え、歌声もいっそうの力強さを帯びていく。ラストサビではマイクスタンドをキックするワイルドなパフォーマンスも見せてくれた。こうして終演を迎えた武道館公演1日目。翌日への期待も高まる濃密なライヴであった。
パーティーをテーマにしたオープニング映像が流れたあと、内田がステージ上に登場。最初に届けられた「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」のイントロと共に“今日はみんなでひとつになりましょう!”という声が響き渡る。照明の光を全身に浴びながらシルバーのナポレオンジャケットを煌めかせ、歌いながら踊る姿が眩しい。続いて「Before Dawn」も披露されると会場が心地良い一体感に包まれた日本武道館。最高に楽しい時間の幕開けであった。
序盤は「DNA」「VIBES」「Relax」といったエネルギッシュなナンバーを連発。歌いながらのダンスのキレの良さにも魅了されずにはいられなかった。バンドメンバーがセッションを繰り広げた「BE MY BABY」を挟み、さらに「Looook UP!!!」「Angel」「equal」も届けられたが、ダンサーチーム“うちダンサーズ”とのコンビネーションも素晴らしい。アーティストとしての卓越した実力、天賦の華をまざまざと感じる曲が続いた。「Loser」のリミックスに合わせてうちダンサーズがダイナミックなパフォーマンスを繰り広げたひと時を経て、さらに届けられていった多彩なナンバーの数々。印象的だった曲として特に思い出されるのは「Good mood」。作曲を手がけ、今回のバンドメンバーとしても参加している半田彬倫によるピアノ伴奏で美しいファルセットを交えながら歌う姿は、観客をうっとりとさせていた。
幕間映像『内田雄馬のオリジナルソング作っちゃおう!!』では、作詞作曲にチャレンジ。スタジオに用意されていたさまざまな楽器を弾きながら試行錯誤を重ね、完成した曲のタイトルは「Not Fighter」。キーボードを弾きながら披露された曲はウィットに富んだフレーズを盛り込んでいて、観客を大いに和ませていた。
そして、突入したライヴ後半で、まず届けられたのは「your words」。リフターに乗りながら上昇した彼をスポットライトの光が包み、会場の隅々にまで歌声が響き渡る様が神々しかった。続いて「向かうべき場所へ」「スタートライン」も披露。バンドメンバー、うちダンサーズとともにステージに立ち、パフォーマンスをする喜びにあふれているさまが、歌声とともに伝わってきた。活動を重ねる中で素敵な仲間が増えていく嬉しさを、改めて噛み締めていたのではないだろうか。
“僕のアーティストとしてのスタートは4年前。そして、こうして武道館という大きな舞台に立たせていただける日がくるとは。本当にありがとうございます。内田雄馬はひとりじゃ本当に何もできないんです。みんなと一緒に歩いてここまできた武道館です。この大切な場所で僕のスタートになった曲を歌わせてください”というMCのあとに披露されたのは、1stシングルの表題曲「NEW WORLD」。続いて最新シングルの表題曲「Congrats!!」も届けられた。デビューから今日までの軌跡を実感させられる2曲は、ステージを見つめていた観客各々の胸の内に、様々な思い出をよみがえらせていたはずだ。
アンコールで「Comin' Back」を披露したあと、内田は想いを語った。“映像コーナーどうでした? 自分で生み出すというのは本当に大変なことなんだなと改めて実感しました。いつも楽曲を提供していただいて、それを表現させていただいています。声優ですから台本や役をいただいて、それを表現することをやっているんですけど、誰かのおかげで今、自分はここにいるんです。そういうことを大切にしようと改めて思った作曲コーナーでございました。アンコールっぽいこと言っちゃったよ(笑)」。そして、TVアニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』エンディングテーマ 「Happy-go-Journey」を1月にデジタルシングルとしてリリースすることなどを発表し、“こうしてライヴをやって、たくさんのみんなが来てくれて。自分の周りには素敵な人たちが集まって力を貸してくださっていることを実感しています。みなさんに感謝を込めてお届けしたいと思います”という言葉を添えて歌い始めた「You Are Special」は、とても温かく迫ってきた。
「JOURNEY」を歌い終えると、一旦はステージをあとにした彼であったが、鳴り止まない手拍子に応えて再登場。そして、“本当にありがとうございます! これ以上の言葉は、もう私にはございません。これからも変わらずに頑張っていきたいと思います。明日もあるけど、その前に今日全部出しきっていきたいよね? みんなまだまだ元気ですか? 限界超えていこうぜ!”と観客に呼びかけてから「Over」がスタート。観客の手拍子がバンドサウンドに熱量を加え、歌声もいっそうの力強さを帯びていく。ラストサビではマイクスタンドをキックするワイルドなパフォーマンスも見せてくれた。こうして終演を迎えた武道館公演1日目。翌日への期待も高まる濃密なライヴであった。
写真提供:キングレコード/取材:田中 大
■2日目“your world, our world”のライヴレポートはこちら
https://okmusic.jp/news/500686
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