浜崎なおこ、昨年急逝したヒトミィク
・プロデュースのシングル「INORI」
3月9日リリース決定!&「INORI」先
行配信スタート!

1988年”Replica”のボーカルとしてメジャーデビュー。アルバム11枚をリリースし、1995年解散。その後、"Naoco & The Infections"(後にThe Infections)の結成や、甲斐バンド・元ARBの田中一郎氏とのユニット”なおこと一郎”での活動も開始。2019年には”なおこと一郎”でFUJI ROCK出演。そして2020年には、本格的なソロ活動をスタートさせた「浜崎なおこ」。

彼女のデビュー当時からの盟友で、ヒトミィクこと元Han-naのVo.倉本ひとみの音楽活動再始動とともに、プロジェクトに参加。昨年リリースされたヒトミィクのアルバム『Proof of Life』でバックコーラスを務めた。プロジェクトが進む中で、ヒトミィクの提案により"Replica"時代の楽曲『バレリーナ』を ヒトミィクがプロデュース。新生『Ballerina』が誕生した。2020年11月、ヒトミィクから「なおこに歌って欲しい曲が出来たんだ」と『INORI』のデモ音源が届いた。後に浜崎なおこは、「聴いた途端、心が震え、涙が溢れた。そして、とても大切な大きなものを託された、と武者震いした。」と語っている。

ヒトミィクは、残念ながら昨年5月に急逝してしまったが、ヒトミィクと浜崎なおこがともに創り上げたこの2曲が、遂に3月9日(水)CDリリースされる。

ラテンテイストも覗かせる心地よいリズムと力強い浜崎の歌声が響く『Ballerina』と、聴く人の心にすっと染み込み、そっと包んでくれる、そして温かく見守ってくれる優しさが溢れた『INORI』の2曲を収録。

『Ballerina』はすでに先行配信中!そして『INORI』は本日より先行配信がスタート。
また、来週16日には、『INORI』のMusic Videoが公開されるとのこと。

固く結ばれた2人の絆が結実した作品。是非チェックしてほしい。
ヒトミィク・プロデュース
浜崎なおこCDシングル
「INORI」
【収録曲】1.INORI 2.Ballerina
2022.3.9 Release
OPT-1002 / OpitTa Record / 1,100円(税込)

2022.2.9「INORI」先行配信スタート!
https://www.tunecore.co.jp/artists/Naoco-Hamasaki_opitta

参加ミュージシャン
【INORI】
Producer : ヒトミィク
Music & Lyrics by 倉本ひとみ
Vocal : 浜崎なおこ
Piano : 広本葉子
Erhu : 小山玉蘭
Backing Vocal : ヒトミィク
Programming : ホリエアキラ
Arrangement:ヒトミィク/ホリエアキラ

【Ballerina】◎Producer:ヒトミィク
Music & Lyrics by 浜崎なおこ
Vocal:浜崎なおこ
Piano : 広本葉子
Guitar : 嘉多山信/沼田恵三
Percussions : 平谷庄至
Backing Vocal : ヒトミィク
Backing Vocal & Hand crap :
伊藤アキトモ/沼田恵三/平谷庄至/YAN-G
Sound Producer & Programming:ホリエアキラ
Arrangement:ヒトミィク/ホリエアキラ

浜崎なおこコメント

バンドブーム全盛の1989年。 TVのパーソナリティを担当した縁で出会った倉本ひとみ(ヒトミィク)=ひとみちゃん。 Han-naとReplica。同じ、バンドの紅一点ということもあり、時には悩みを打 ち明けたり、励ましあったり。当時、桜木町にあったHan-naハウスにもよく遊びに行って、朝まで呑んだり騒いだりした。 面倒見の良い彼女は、私のピンチにはいつも「なおこ!大丈夫だって!」と背 中を押してくれた。
Replicaが解散した時も、頭も心もまるで真空になっていた私に、「なおこ、大丈夫!とにかく歌ってみな。そしたら何か見えるから!」と、彼女の地元・札幌のライブに招いてくれた。
あの時の「とにかく歌ってみたら、何か見える」という言葉は、現在でも私の 支えになっている。

2019年秋。久々の電話。10年に渡る介護生活を終えたこと、そして自らも闘病し余命宣告されたことを静かに話してくれた。言葉を失った私に、彼女は穏やかに「死ぬのは怖くないんだ。」と言った。
そして、「ただ、もう一度音楽を創りたい。自信を持って世に出せるモノを。だけど、途中で歌えなくなってしまったら、と思うと踏み出せない。もし歌え なくなったら、なおこが代わりに歌ってくれないかい?」と。チカラになれるなら、どんなことでもしたい、と思った。そして、色んな感情が渦巻く中で即答した。
「バックコーラスでも何でもやる。だけど、ひとみちゃんの歌はひとみちゃんが歌うんだよ!大丈夫、わたしがついてるから。」矛盾して聞こえるかもしれ ないけど、心からの想いだったのだ。
それから1年半。ひとみちゃんは、凄まじい精神力と、艶と深みを増した歌声で、アルバム2枚分の素晴らしい作品を創りあげた。

プロジェクトが進行する中で、Replica時代に私が書いた「バレリーナ」をヒ トミィクとしてプロデュースし、その新しい魅力を引き出したい、と申し出てくれた。
歌手としては、勿論、大・大リスペクトしているし、プロデューサーとしても 素晴らしいヒトミィクの描くバレリーナを、私も「歌いたい」そして「聴きた い」と思い、OKした。
そして、見事に新しい表情の情熱的な”Ballerina”が誕生した。

2020.11月、ひとみちゃんから「なおこに歌って欲しい曲が出来たんだ」と、”INORI”のデモ音源が届いた。聴いた途端、心が震え、涙が溢れた。そして、とても大切な大きなものを託された、と武者震いした。
2021.4月、東京での最後のスタジオワーク。“INORI”のレコーディングを私は 一生忘れないだろう。
スタジオの分厚いガラスとヘッドホンに隔てられても、すごく静かに深く、私たちは繋がっていた。
水が流れ込むように、それぞれのイメージが溶け合って、同じ世界を観てい た。
あれは、とても不思議で穏やかな、特別な感覚。
思い返すと、私はいつも彼女の「大丈夫だよ!」に背中を押されていた。そして、私も、「最後まで歌えないかもしれない」という彼女に、何度も「大丈夫だよ!」と繰り返していた。
少しは支えることが、できていたかな。そうだったら、嬉しいな。

今も”INORI”を歌うたび、彼女はどこか近くに居て、深いところで繋がってい る気がする。

浜崎なおこ

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