校條拳太朗、瀬戸啓太らが出演 舞台
『ぼくらの七日間戦争』待望の再演決

2022年2月、舞台『ぼくらの七日間戦争』の再演が決定した。
原作は1985年に宗田理により書き下ろされた「ぼくらの七日間戦争」(角川文庫・角川つばさ文庫 刊)で、 当時の中高生を中心に熱狂を生み、累計発行部数は2000万部を突破し、瞬く間にベストセラーに。2020年秋、初の舞台化で好評を博した。
今回主役となる菊地英治役を、映画・ドラマ・舞台での活躍が目覚ましい校條拳太朗が主演。共演には、相原徹役に瀬戸啓太が、“ぼくら”の中でヒロインとなる中山ひとみ役にはAKB48で活躍中の北澤早紀が演じる。
そして“大人役”では、柿沼直樹の母親役である遠山景織子と、“ぼくら”の最大の味方となる老人・瀬川卓蔵役の石橋保が前作から続投。新たに、橋口純子の母親役に月影瞳が、“ぼくら”の通う学校の教師・西脇由布子役に根岸愛、さらに教頭役に渡辺裕之と実力派が名を連ねた。
本作は、大人による管理教育に反抗した主人公たちが廃工場に立てこもり、爽快な逆襲劇を繰り広げるストーリー。思いがけず起こる事件や難題に立ち向かう子どもたちの勇気と知恵と行動力も本作の魅力の一つ。
彼らの成長や冒険心に、観るもの全てが青春時代に胸を熱くした思いを蘇らせるような名作であり、登場する大人たちも子どものためを思うがあまり、衝突してしまったり、中には理解を示すものがいたりと、誰もが現在の自分に置き換えられる作品。また原作では描かれていない、“ぼくら”が大人になった姿にも心を熱くさせるものがある。

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