浦和希、古川慎、榎木淳弥らが出演す
る「テクノロイド」キャラ総勢11人発
表 楽曲初披露のPVも公開

(c)芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-OM Project アンドロイドたちがライブバトルを繰り広げるメディアミックスプロジェクト「テクノロイド」の発表会が11月6日に行われ、浦和希、古川慎、榎木淳弥らが演じるキャラクター総勢11人が発表された。歌唱楽曲初披露となるプロジェクトプロモーションビデオなども公開されている。
 同作はアニメ、ゲーム、音楽を連動させた企画で、音楽家の上松範康、作詞家のRUCCA、植松が所属する「Elements Garden」が原案を担当し、音楽を「Elements Garden」、キャラクター原案を「takt op.(タクトオーパス)」のLAMが務める。監督には「アイカツスターズ!」(演出)のイムガヒを迎え、「Dance with Devils」を監督した吉村愛がスーパーバイザー、「アイドリッシュセブン」でシリーズ構成・脚本を担当した関根アユミがシリーズ構成、「number24」の﨑口さおりがキャラクターデザインとして参加。アニメ版の制作は動画工房が手がける。22年初旬にはゲームアプリ「テクノロイド ユニゾンハート」もリリース予定。
 今回発表されたキャラクターは、プロジェクト始動時に発表されたキャストが演じ、3つのユニットのいずれかに所属する。ユニット「KNoCC(ノックス)」のコバルトを浦和希、クロムを渋谷慧、ケイを峯田大夢、ネオンをkaytoが演じる。「STAND-ALONE(スタンドアローン)」のカイト役を古川慎、ライト役を萩谷慧悟、ナイト役を梶原岳人が担当。 「メカニカメタリカ」のシルバ役を榎木淳弥、アウル役を大塚剛央、ラナ役を杉林晟人、ジン役を仲村宗悟が務める。LAMによる3ユニットそれぞれの描き下ろしビジュアルも公開されている。
 プロジェクトPVでは3ユニットの陣容を紹介。「KNoCC」は「KNOCKIN'ON×LOCKIN'ON」、「STAND-ALONE」は「Not Standing Alone」、「メカニカメタリカ」は「メタリックホリック」という、各ユニットの歌唱楽曲とともにメンバーたちが次々と登場する。またPV内では、太陽の肥大化による大規模な気候変動により人類の活動が制限されるなか、人と人ならざる者(アンドロイド)たちがエンターテンイメントタワー「バベル」で行われるライブバトルで頂点を目指していくという、プロジェクトの世界観も詳らかになっている。
 発表会の模様はABEMA(https://abema.tv/channels/anime-live/slots/D1xJ1C7jPLLcWT)とYouTube(https://youtu.be/aP9lj120EsA)で配信中。以下に、上松、RUCCA、LAMからのコメントを掲載する。
【上松範康(原案)】
作詞家RUCCAさんと共に、EDMを中心とした「新時代の幕開け」を思わせる女性向け音楽コンテンツを創りたい。 そう思い立ってから何年が経ったでしょうか? 「Dance with Devils」でご一緒した盟友でもあるサイバーエージェントのプロデューサーの田中宏幸さんにご相談するところからこのテクノロイドプロジェクトはスタートし、ついに、ついに! 発表できることとなりました。
EDMという音楽の魅力は「世界に通用する音楽ジャンル」であることだと考えていまして、今まさに旬である、韓国のアーティストのヒットの背景にもこのEDM が存在していました。 そこに「命の意味」に葛藤するボーカルアンドロイドの物語を言葉の魔術師である作詞家のRUCCAさんに表現してもらえたら、とてつもなく面白いものができると思い、「Elements Garden」からはEDM番長の菊田大介を中心にサウンドメイクをしてみよう! と動き始めました。
当初はこの2人に任せて……と思っていたものの、企画がとにかく面白そうで……タイトル原案のみでそっと見守ろうと思っていたのに「曲を書かせてほしい!」と菊田にお願いしてしまう始末。そのくらい、絵も物語もそして田中さんが作ったチームテクノロイドも含めとても魅力的な作品に仕上がりつつあります。
テクノロイドプロジェクト。 新時代のEDM音楽。みなさんと一緒に新しい作品の扉を開けることを、とてもうれしく思っております!
【RUCCA(原案)】
今から4年前、これまでたくさんの楽曲制作を共にしてきた「Elements Garden」さんから「音楽に纏(まつ)わる物語をゼロから書いてみませんか?」とご提案をいただいたのがこの「テクノロイド」参画のきっかけです。 原案から全作詞までお任せいたたせけるということで、大きなプレッシャーを感じつつも、「僕にしか書けないであろうエッセンス」を存分に込めさせていただいています。
どんな登場人物が歌えば、魅力的なのか。悩み抜いて出した答えが「アンドロイド」でした。これには上松範康さんもすぐに賛成してくださったことを今でも憶えています。
この作品の魅力は「歌を通じたアンドロイドの心の成長」を描いたストーリーと、個性豊かなキャラクターたちが奏でる多彩な楽曲群です。数多くのユニットが登場するので、楽曲ジャンルも非常に豊富なのですが、今までの全作詞経験を総結集して、一切の妥協なく仕上げています。
決して成長を止めることのない「アンドロイド」たち。彼らに負けないように、僕も作詞家として、新しさを求め続ける貪欲さを見せたいと想います。ぜひご期待ください。
【LAM(キャラクター原案)】
「テクノロイド」プロジェクト発表おめでとうございます! やっとお披露目できて、私もうれしいです。
今作はアンドロイドがメインキャラクターになっています。 一見人間に見える彼らですが、アンドロイドとしての特徴や特性が多く内包されています。しかし、ロボットとしての無機質な一面を持ちながらも、この世界から多くのことを学んでいきます。そんなバラエティ豊かで魅力的な彼らを少しでも表現できていたら幸いです。
アンドロイド、音楽、アイドル、様々な要素が織りなす新しい世界を、ぜひご期待ください!

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