10月31日(日)@舞浜アンフィシアター photo by 鈴木健太(KENTA Inc)

10月31日(日)@舞浜アンフィシアター photo by  鈴木健太(KENTA Inc)

上坂すみれ、
約2年半ぶりの単独ライブ最終公演の
レポートが到着

声優・アーティストとして活躍する上坂すみれの約2年半ぶりとなる単独ライブ『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021』が10月30日(土)と31日(日)の2日間・計3公演、千葉県・舞浜アンフィシアターにて行われた。2度の中止を乗り越え、ついに開催を迎えた令和初となる上坂のライブ。そんなライブ最終公演の様子をレポートする。

定刻、会場が暗転すると、ライブタイトル”PROPAGANDA CITY”にちなみ《架空の街》をイメージして設計されたステージに、バンドメンバーとダンサーが登場。上坂すみれのライブ序曲としてお馴染みのインストナンバー「予感(Extra stage)」のパフォーマンスで客席のテンションが高まったところで、ステージセンターから上坂が登場。二次元から飛び出てきたような、猫耳がキュートなピンクの衣装に身を包み、”盛り上がっていくぞー!”と同志(=ファン)へ投げかけると、疾走感溢れるロックナンバー「EASY LOVE」を歌い上げ、序盤から会場のボルテージは最高潮に。

「よっぱらっぴ☆」でさらに客席を揺らした後は、"ズドラーストヴィチェ!上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021へようこそ!声は出せないけど、お水を飲んだり、微笑んだりする形でライブに参加していただければと思います!よろしくお願いします!"と、ライブへの意気込みを語った。2020年1月にリリースした4thアルバム「NEO PROPAGANDA」以来初のライブということもあり、「女神と死神」「眠れない魔物」「ヒミツのトモダチ♡」と、上坂の独壇場を闊歩するかのように初披露の楽曲を続々とパフォーマンス。

幕間映像を挟んだ後は、チェックのアイドル風衣装に着替えた上坂が登場し、高速ビートのロックナンバー「パララックス・ビュー」、エレクトロニックナンバーの「POP TEAM EPIC」、ラップソング「MESSAGE」と、色とりどりの楽曲を歌唱。MCでは今回のライブグッズに触れつつ、同志たちとの水分補給タイムも。"喉が潤ったところで"とのきっかけから、ライブは後半戦に突入。ダンサーと共にキャッチーな振付けでエモーショナルに魅了した「SPY」、そして「アウターモスト -超自然恋愛-」と続き、”真夜中の舞踏会”をテーマにした新曲「ものどもの宴」では、鋭いギターサウンドとパワフルな歌声で会場を熱狂させた。

再び幕間映像を挟んだ後は、「すーぱー呂布呂布ぱらだいす!」のイントロが流れ、ブラックとシルバーを基調にしたロックな制服スタイルの上坂がスモークの中から登場。上坂の呼びかけに同志たちがペンライトの熱量で応え、会場を赤く染め上げる。続く「夜勤の戦士のテーマ」では、サビ部分の振り付けを上坂自らが指導するという演出も。会場を巻き込んだパフォーマンスで盛り上げると、畳みかけるように「快走!ラスプーチン」「ウエサカダイナミック」と、「NEO PROPAGANDA」収録楽曲をエネルギッシュに披露していく。

続いて「踊れ!きゅーきょく哲学(BAND inst)」をバックに、メンバー紹介コーナーへ。バンドメンバー・ダンサーとの微笑ましい掛け合いが繰り広げられた後、ライブはいよいよクライマックスへ。彼女のシンボルである"革命的ブロードウェイ主義者同盟"の手旗を振りながら、ラストナンバー「ネオ東京唱歌」を情熱的に歌い上げる。曲の終わりには"ありがとうございました!!"と会場に感謝を告げた。上坂は舞台を後にし、スクリーンにはエンドロールが流れる。

鳴り止まない拍手を受けて、(当日がハロウィンだったということもあり)今回のライブTシャツにキョンシー風のアレンジを加えた衣装の上坂が登場。アンコールの「地獄でホットケーキ」を軽やかに歌い上げた。
ライブファイナルとなった本公演では、今後の新情報も発表された。まずは、『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021』のTV初放送が決定。10月31日(日)夜公演の模様が、12月12日(日)21時よりアニマックスで独占放送される。さらに、2022年4月・5月には約3年ぶりのライブツアーを開催することも決定した。嬉しいニュースに会場が熱狂に包まれる。

今後の活動への意気込みを語った後は、"ライブが久しぶりだったから、同志たちが生きているのを確認できてよかった!私が待ち望んでいた光景が見れました!"と、改めて久しぶりに開催できたライブへの想いを口にした。温かいムードの中、10月27日(水)に発売されたばかりのニューシングル「生活こんきゅーダメディネロ」を披露。そして「げんし、女子は、たいようだった」を歌い上げ、ライブは最高のフィナーレを迎えた。
変化する時代においても唯一無二の旗を掲げ続ける上坂すみれ。彼女の今後の活躍からも目が離せない。

photo by 鈴木健太(KENTA Inc)

【セットリスト】
1. 予感(Extra stage)
2. EASY LOVE
3. よっぱらっぴ☆
4. 女神と死神
5. 眠れない魔物
6. ヒミツのトモダチ
7. パララックス・ビュー
8. POP TEAM EPIC
9. MESSAGE
10. SPY
11. アウターモスト -超自然恋愛-
12. ものどもの宴
13. すーぱー呂布呂布ぱらだいす!
14. 夜勤の戦士のテーマ
15. 快走!ラスプーチン
16. ウエサカダイナミック
17. 踊れ!きゅーきょく哲学(BAND inst)
18. ネオ東京唱歌
<アンコール>
19. 地獄でホットケーキ
20. 生活こんきゅーダメディネロ
21. げんし、女子は、たいようだった

◎各音楽配信サービスにて『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021』のセットリストプレイリストが公開中!
https://sumire-uesaka.lnk.to/2021LIVESETLIST

【テレビ放送】

■『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021』アニマックスでの放送が決定!
10月31日(日)夜公演の模様をテレビ初放送でお届け!
放送日時:2021年12月12日(日) 21:00~23:00
※放送日時は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
番組公式HP:https://www.animax.co.jp/

【ライブ情報】

■『上坂すみれLIVE TOUR 2022』開催決定!
4月10日(日) 千葉県文化会館 大ホール(千葉)
4月16日(土) 刈谷市総合文化センター 大ホール(愛知)
5月01日(日) NHK大阪ホール(大阪)
5月04日(水・祝) 昭和女子大学 人見記念講堂(東京)

詳細:http://king-cr.jp/artist/uesakasumire/news/
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OKMusic編集部

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