【Cool-X インタビュー】
『バズリズム02』出演で
注目度アップ!
名古屋市・大須発の
Cool-Xがアツい!!
「ふたり」は
Cool-Xの代表曲のひとつ
今、注目度が高まってきている実感はありますか?
馬場
僕らの活動はゼロからのスタートで、今でも道端でフライヤーを配っているんですけど、メディアに出るようになってからは“知ってます”とか“聴いてます”と声をかけてくださる方が増えてきて、それが嬉しかったです。
山内
テレビやラジオに出ると、親や友達から連絡をもらうことがあるので、自分たちで地道に発信していくことはもちろん、全部の機会を大事にしていきたいと思っています。
濱中
SNSでも県外のファンの方が増えているのを知ると嬉しくなりますね。
萩
まだそんなに実感することはなかったんですけど、この前、病院に行った時に看護師さんから“アルバム買いました!”って言われて、めちゃくちゃびっくりしました。完全にオフモードだったので油断してましたね(笑)。でも、もっともっといろんな人に僕らの音楽を届けたいので頑張りたいと思います。
反響が大きくなってきているからこそ、今回の『バズリズム02』への出演も決まったんだと思います。
前田
今回で2回目の出演だったんですけど、Cool-Xの5人だけでの出演は初めてなので、嬉しさもより大きいです。画面を通して僕らのパフォーマンスを観て、少しでも気になってくれる人がいたら嬉しいですね。
番組では「ふたり」を披露されましたが、この曲への想いも聞かせてください。
馬場
この曲はコロナ禍になってからメンバー全員で作った曲です。大切な人となかなか会えない状況で気持ちが下向きになりがちだと思うので、ポジティブになれるラブソングが作りたいなと。
萩
もともとはカップリング曲の予定だったんです。でも、歌ってみたら涼真の声と曲がすごく合っていて“これを表題曲にしよう!”ということになり、昨年12月にデジタルシングルの表題曲としてリリースしました。いつもはヴォーカルの3人で曲を作るんですけど、パフォーマーのふたりも参加して、“こんな感じがいいんじゃないか”と話し合いを重ねて作ったので、より5人の思い入れが強い曲です。
前田
“好き”とか“愛してる”とか、ストレートに表現した歌詞ではなくて、大事な人と一緒に聴いてもらえると幸せな気持ちになれる曲だと思います。イントロがなく涼真の声で始まるので、Aメロではあるけど頭サビみたいな感覚で、一気に曲の世界に入り込んでもらえるんじゃないかなって。サビでは3人の歌声で広がりを感じてもらえて、ライヴだとそれにプラスして歌詞にマッチしたパフォーマーのダンスが観られるので、この曲もCool-Xの代表曲のひとつです。
パフォーマーとしてはどんなふうに表現を?
山内
歌詞からインスパイアされた振り付けになっているので、それをどう表情と身体を使って表現していくか、練習の時に突き詰めていきました。観てくれる方に歌詞に込めたメッセージや想いをパフォーマンスからも感じてもらえたら嬉しいです。
濱中
僕はパフォーマンスする時にいろんな“ふたり”を思い浮かべるんですけど、昔の彼女を思い出してしまった時は泣きそうになります(笑)。
メンバー
(笑)。
濱中
いろんな部分で共感できるので、パフォーマンスする上でもそれは大事にしたいなって。
Cool-Xは月に一回、大須でワンマンライヴ『Coolest Live』を行なっているんですよね。
前田
はい。この定期公演はメンバーで照明、セットリスト、演出を決めていて、毎回“今回はどんなことを伝えたいか?”と意見を出し合って内容を決めています。ハロウィンが近かったらコスプレをするとか、ソロ曲を入れてみたり、ヴォーカルは出ずにパフォーマーだけのダンスコーナーがあったり、他の公演も観に来てもらいたいんですけど、そこではできないこと、観せられないことをたくさん披露しているので、ぜひ遊びにきてもらいたいです。
最後に、グループの今後の目標を聞かせてください。
前田
グループの中で立てた大きな目標はドームでのライヴなんです。まだまだなんですけど、フライヤーを配ったり、ライヴをやりながらちょっとずつ僕らを知ってくれる方が増えてきましたし、大きな会場でライヴができるように着実に進んでいきたいと思っています。Zeppやガイシホールなど、ひとつひとつ目標を達成していって、いつかはドームに! そんな想いで活動していますので、応援よろしくお願いします。
取材:田中隆信