八代亜紀、「舟唄」の新ミュージック
ビデオを公開 田名網敬一が描いたキ
ャラクターとともに旅する内容に

八代亜紀が、デビュー日である9月25日(土)に発売したベストアルバムのリード曲「舟唄」の令和版Music Videoを公開。
新「舟唄」のMVは、宇川直宏氏の絵コンテとアートディレクションにより、ジャケットのアートワークを手掛けた田名網敬一氏の描き出す異次元の世界を阿久悠氏の歌詞に乗せて八代が旅をする、と言う構成になっている。極彩色の田名網的異世界キャラクターが多数共演する斬新な演出で、この世界においても八代は尚も煌々と光り輝いている。幼い頃に戦争を経験している田名網氏にとってもやはり、八代は昭和のトラック野郎たちと同じく平和と救済のマドンナ“八代観音”なのである。
田名網氏は、“ある日、ラジオから流れる独特の歌声に心が騒ぎました。初めて聴く八代亜紀さんの演歌です。すっかり魅了されてしまいました。私がキャンバスにむかう時、音楽の発する波動は不可欠なものです。現在の私の作品の主要なテーマは過去の記憶を描くことです。八代さんの歌声を聴いていると、私の遠く霞んだ過去の記憶が色鮮やかに蘇り、歌声と私の記憶が融合し、不思議なハーモニーを奏でているような気がするのです。八代さん独特の歌唱法が私の脳内のあちらこちらを刺激するのかもしれません。今も一日一回は大好きな八代さんの歌を聴きます。田名網芸術のミューズとも言える八代演歌は私に「神の目」を与えてくれるのです。”とコメントを寄せた。
この斬新なMVを観た八代は、「とにかく現代の技術は凄い!撮影の時は、グリーンバックのスタジオで淡々と歌っただけなのに・・・(笑) CGを駆使して出来た世界の中で、田名網先生が描かれたキャラクターとともに「舟唄」という旅をする。この極彩色の裏にある、哀愁を感じてもらえたら嬉しいです。まさに令和版「舟唄」のMVの完成です。」と感想を語った。
八代自身、昨年から今年にかけて、コロナの影響による外出の自粛により、コンサートの延期や中止、レコーディング、番組収録のスケジュール変更など、活動に多大なる影響を及ぼした。それでも少しでも世の中を元気づけようと、様々な場所で歌声を届けてきた。アルバム発売日の9月25日には東京・昭島市での久々のコンサートを開催後、同日夜には、初のTikTokライブを行うなど、71歳にもかかわらず精力的な活動を続けている。また、本日・10月5日(火)は、NHK「うたコン」にも生出演する他、朝日放送テレビ「相席食堂」にも登場する。
「舟唄」MV

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