H&Mの原宿店で記者会見とミニライヴを行ったケイティ・ペリー (c)神戸健太郎

H&Mの原宿店で記者会見とミニライヴを行ったケイティ・ペリー (c)神戸健太郎

ケイティ・ペリー、H&M原宿「Fashio
n Against AIDS」に登場

日本ツアー中の「小悪魔ロック・プリンセス」ことケイティ・ペリーが5月27日(水)、ファッションブランドH&Mの原宿店で行われたイベント「Fashion Against AIDS」に登場し、記者会見とミニライヴを行った。
「Fashion Against AIDS」はファッション、音楽などの各界のアーティストがエイズとの闘いを支援し、若者の意識を向上させるためにH&MとDesigners Against AIDS(DAA)が協力し、発足したプロジェクト。
25日の大阪、26日の名古屋でのライヴを大成功させて東京にやってきたケイティは、予定時刻より20分ほど遅れてH&M原宿店内のステージに登場し、大きな拍手と莫大なカメラフラッシュに迎えられた。「若い世代には、同年代の私だからメッセージを伝えやすいと思っている。HIVは不治の病とされている。それぞれが気をつけ、守ることが大事」と語った。

「Fashion Against AIDS」には、ケイティ・ペリーの他にもシンディ・ローパー、ディータ・ヴォン・ティース、エステル、オノ・ヨーコなどが参加。各アーティストがH&MとコラボレートしデザインしたTシャツなどが5月28日に世界的に発売され、売上げの25%が複数の若者向けHIV・エイズ予防プロジェクトに寄付される。

ケイティはこのキャンペーンのためにボディスーツをデザインし、「クリエイティヴなことができるのはとても嬉しい。万人受けはしなくても、面白みのあるファッションが好き」と語った。H&M原宿の外壁にはそのボディスーツをまとったケイティの姿が大きく飾られている。
また、「デビューしたときは1940年代のロリータっぽくしていたけれど、今はパルプ・フィクションのユマ・サーマンのイメージかしら」、「日本人のファッションは小さくて可愛い。原宿の裏道の雰囲気が好き。日本のものをなんでもかんでもスーツケースに入れて持ち帰りたい」と早くも日本通の一面も見せた。

会見後は、H&Mのモバイルサイト会員から招待された観客などを前にミニライヴを披露、「ホット&コールド」、「キス・ア・ガール」、「ウェイキング・アップ・イン・ベガス」の3曲を演奏した。
日本ツアーは28日、29日に東京・渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて行われる。さらにこの夏の『サマーソニック』に出演することもこの日発表された。

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