第7世代実験室、リモート演劇×シェ
イクスピア『ヘンリー六世』を配信 
宮崎秋人、章平ら参加キャスト・メイ
ンビジュアルを解禁

第7世代実験室が、2021年9月15日(水)20時より、YouTube ダイナナチャンネルにて、#playthemoment リモート演劇✕シェイクスピア『ヘンリー六世』(前編全8話/後編の情報は順次解禁)を配信することがわかった。この度、参加キャスト・メインビジュアルが解禁された。
故・蜷川幸雄が主宰するさいたまネクスト・シアターのメンバーを中心とした演劇企画ユニットである第7世代実験室。全キャストが自宅で自ら撮影し、シェイクスピア作品をリモートドラマに仕立てるというコロナ禍で生まれた取り組みを行っており、第⼀弾『リチャード三世』(2020年4月~配信開始)では大竹しのぶ、河合祥⼀郎、中嶋朋⼦、徳永京子らの推薦コメントも話題を呼び、各方面から称賛された。
第二弾となる今回は、シェイクスピアの処女作にして長編大作の『ヘンリー六世』。制作期間はおよそ10か月、総勢約30名の俳優が大作歴史劇に挑む。さらに今回は翻訳家の松岡和子氏が特別協力として翻訳提供と監修で参加。松岡氏は昨年12月、約28年の歳月をかけシェイクスピア全37作品すべての翻訳を完了させ、日本では3人目の偉業を達成したばかりだ。本企画は、完訳後の初めてのシェイクスピア作品への制作協力となる。
タイトルロール・ヘンリー六世を演じるのはドラマ、舞台問わず幅広い活躍が注目され、近年では『ハムレット』ホレイシオ役、『ロミオとジュリエット』マキューシオ役(演出/森新太郎)など、シェイクスピア作品でも⾼い評価を得る宮崎秋人。ヘンリーの唯一の理解者である摂政グロスター役には章平、白薔薇派を率いるリチャード・プランタジネット役に内田健司、対立する赤薔薇派サマセット役に池田努、フランス軍を率いるジャンヌ・ダルク役に土井ケイト、王妃マーガレット役に周本絵梨香、キングメイカーとして名高いウォリック役に中山求一郎​、後に王となるエドワード役に青柳尊哉、その弟ジョージ役に結城洋平、父の復讐に燃えるクリフォード役に秋元龍太朗、翻弄される騎士ルーシー役に藤原季節など、注目のキャストが揃う。他にも山本直寛、松田慎也、髙橋英希、鈴木真之介、佐藤蛍などの出演が決定した。
また『リチャード三世』の前日譚にあたる本作では、第一弾でお馴染みのキャラクターも数多く登場し、その因果関係が描かれる。
なお本企画では、参加キャストによる特典映像、限定グッズなどを用意したクラウドファンディングを8月15日よりMotionGalleryにて実施している。支援者の方々と共に制作し拡散していくというコンセプトのもと、全ての制作費をクラウドファンディングにて補い本編は無料配信される。
【あらすじ】
時は、イングランドとフランスの百年戦争時代。
のちに“薔薇戦争”と呼ばれるイングランド国内の内紛を描くこの物語は、英雄と謳われたイングランド王ヘンリー五世の葬儀から始まる。フランスからはジャンヌ・ダルクの猛攻の知らせが、国内では貴族たちの激しい王権争いが巻き起こり、幼くして王に即位したヘンリー六世は取り巻く人々の欲望と自身の運命の渦に飲み込まれてゆくー

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