6月18日のEX THEATER ROPPONGIワン
マン公演「約束の三年目〜今ここから
描き出す物語〜」へ向けて…。SAY-L
Aパーソナルインタビュー、沙藤まな
か編。
日本武道館を目指すという目標はSAY-LAのメンバーでいれてるからこそ掲げられること。
――まなかさんは、SAY-LAが「三年後に武道館に立つことを約束します」と宣言した後、間もなく加入したメンバーですよね。
沙藤 そうです。わたし、SAY-LAが日本武道館を目指す宣言をする前から、楽曲の世界観や衣装の雰囲気などが好きで、憧れを持って観ていたグループでした。そのうえで「日本武道館を目指す」という宣言も聞いたから、「その志の高さもすごく素敵だな」と感じていたし、わたし自身アイドル活動をやる以上は高い目標を持ってやりたいと思っていたように、ぜひ入りたいグループだったことからSAY-LAのメンバーになりました。
――三年前のSAY-LAを観ていたときから、「このグループなら日本武道館に立てる」という気持ちは持っていました?
沙藤 わたし、一人のお客さんとしてSAY-LAが「三年後に日本武道館を目指します」と宣言をした公演を客席から観ていました。そのときから「すごく勢いのあるグループ」と感じていたし、いろんなアイドルグループさんを観てきた中、SAY-LAのことが一番好きだったからこそ「SAY-LAなら絶対に日本武道館に行ける!!」と思ってました。何より、「わたしもSAY-LAの仲間になりたい」という気持ちが強くなり、それで加入しました。
沙藤 もちろんです。家族からも「宣言をしたからには、全力で頑張って欲しい」と言われていますし、一度グループとして目標にしたからには、同じ意識を持って応援してくださるファンの方々もいると思うので、わたしもSAY-LAのメンバーになって以降、今も、みんなの期待に応えたいという気持ちで活動を続けてます。
沙藤 加入して間もない頃は、「日本武道館を目指すぞー!!」と、キラキラとした気持ちを胸に歌っていたんですけど。約束の期限が近づき、(現状では叶えることが難しい)現実が見えてくるたびに悔しい気持ちや、歌うことに対して後ろめたい想いを抱くこともあったんですけど…。
――3年間で人の意識や環境などもすごく変わるという発言、本当にその通りだと思います。
沙藤 確かに、SAY-LAとして3年後の約束の場所だった日本武道館にはまだ立ててないけど、でも自分の中では、この3年間の中で変われたことはいっぱいあります。何より、SAY-LAのメンバーとして本気で日本武道館を目指して活動をしてきたこの期間が、自分にとってすごい力になりました。今のわたしでいれるのは、SAY-LAのメンバーとしての約3年間の日々があるからだと、わたしは強く感じています。
――日本武道館を目指すという気持ちが、まなかさん自身の気持ちを前へと突き動かす原動力になり続けてきたわけだ。
沙藤 普段のわたしだったら絶対に掲げられない目標のように、日本武道館を目指すというのはSAY-LAのメンバーでいれてるからこそ掲げられること。その気持ちが原動力になっている面は、確かにあります。わたし自身、その到着地点が何処であれ、SAY-LAとして行けるところまで行きたい気持ちを持って今も活動を続けています。
――あの宣言から、3年の日々が経過しました。今、ここまでの3年間という日々をどのように受け止めています?
沙藤 昨年のコロナ禍以降のお話にはなるんですけど。あの時期は、思うようにライブ活動ができなかったり、ワンマンライブも延期や中止になってしまったりと、悔しい想いをすることがいろいろとありました。中でも、まったく動くことも出来なかった昨年4月や5月時期には、「一体、自分は何者なんだろう」「わたしは今、一体何をやっているんだろう」と、自分の存在価値を見いだせない気持ちにも陥ってました。それでも、出来ることをと…配信などをやっていく中、ファンの人たちが毎回いろんな反応を返してくれました。そのときに、「本当にみんなには支えられてるな」と感謝する気持ちがすごくあったのと同時に、「同じような悩みを抱えている人たちは、たくさんいるんだ」とも感じました。
――SAY-LAは、6月18日にEX THEATER ROPPONGIでワンマン公演「約束の三年目〜今ここから描き出す物語〜」を行ないます。この公演が決まったときの気持ちも教えてください。
沙藤 わたし、その場所の名前を聞くまで存在を知らなかったから、すぐに会場のことを調べました。そうしたら、すごく大きな会場だし、いろんな有名アーティストさんたちがライブをやっている場所じゃないですか。「そこにSAY-LAも立てるんだ」と思ったら嬉しくなったんですけど。そのあとすぐに、「自分たちが、ここをお客さんでいっぱいに出来るのか」と想像し、正直、不安も覚えました。もちろん、今も不安がないと言えば嘘になります。でも同時に、「ここでワンマン公演をやる」と決まったからには「EX THEATER ROPPONGIという舞台に相応しいグループにならなきゃ」という気合もめちゃめちゃ生まれたように、今は全力で準備をしているところです。
――ワンマン公演の見どころも教えてください。
沙藤 「こういうセットでやりたい」とメンバー内でよく話していたセットを組める規模の舞台に、今回ようやく立つことができます。いろんな都合もあるので、どこまで実現可能になるかも正直ありますけど、私たちが理想としていたセットを組んだ中でライブをやれると思ったら、すごくわくわくしてきます。他にも、今まで挑戦したことのないことへも披露するように、そこは当日の楽しみにしていてください。今のメンバーになったのは1月4日に行なったワンマン公演のときですけど。あのときは新しいクラスになったばかりのような感覚で、まだぎこちない面もありましたけど。あれから半年、毎日のように一緒に過ごしてきたこともあって、メンバーみんなの絆もすごく深まりました。その信頼関係が、どんな風にステージに反映してゆくのかにも注目してください。
沙藤 アイドルになって何年か経つのですが、まだ自分が載ってるDVDというものがなくて、SAY-LAに加入したときからずっとずっと楽しみにしていました。いろんな時代のSAY-LAが詰まったDVDBOXになっているので、メンバーの成長が見れるところも魅力のひとつかなって思います。サンプルを見させてもらったんですけど、昔の自分がものすごく不安そうな顔でライブしてて私こんなだったんだ!って笑ってしまいました(笑)。正直過去の自分は恥ずかしくて見られたくないかも、という気持ちもちょっとあるんですが、、、そんなところも含めてファンのみんなには好きになってもらえたらいいなって思います!
――最後に、改めて6月18日のEX THEATER ROPPONGI公演に向けてのメッセージをお願いします。
沙藤 6月18日のEX THEATER ROPPONGIは、SAY-LA史上一番大きい会場でのワンマンライブになります。今は楽しみな気持ちが1/3。2/3は不安と頑張らなきゃという気持ちなんですけど。その不安な気持ちをパワーに変えながら、めちゃくちゃ迫力のあるライブにしたいと思っています。
――翌日の6月19日には、渋谷GUILTYを舞台に「沙藤まなか生誕祭」も行なわれますからね。
沙藤 そうなんです。ワンマン公演の翌日ですけど、わたしの誕生日当日に生誕祭を行なわせていただくことも決まりました。個人的には、新しい歳のスタートを切る日のように、いい始まりにしたいから、すごく気合を込めて向かうつもりだし、みなさんにも絶対に来てほしいです。6月20日は、同じく渋谷GUILTYで七聖真祐ちゃんの生誕祭があります。つまり、3日連続でSAY-LAのワンマン公演を楽しみましょう!!
TEXT:長澤智典
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