『バック・アロウ』AnimeJapanステー
ジレポート:濃厚すぎる謎多きオリジ
ナルアニメ、2ndクールは「今まで以
上に最高のエンタテインメントを」

アニメ『バック・アロウ』のステージが、『AnimeJapan 2021』内にて実施された(2021年3月28日)。バック・アロウ役の梶裕貴、アタリー・アリエル役の洲崎綾、エルシャ・リーン役の小澤亜李、ビット・ナミタル役の小野賢章、シュウ・ビ役の杉田智和が登壇し、12話までの名場面を振り返った。
【レポート】『バック・アロウ』ステージ
LiSAの「dawn」にのせたOPムービーが流れると、自然と足でリズムをとって気分を盛りあげていくキャスト陣。
梶が「1話あたりの濃度が濃すぎるので、心でついていかなければいけない作品」と前置きをしつつ、作品の世界観や“美少年牧場”などのパワーワードを説明していく。が、第1話でアロウがパンツを手に入れたくだりの説明で、さっそく小澤が吹き出してしまう。
バック・アロウ役 梶裕貴

エルシャ・リーン役 小澤亜李
キャラクター紹介の中でも、一番盛り上がったのが「小物・お調子者・小心者」と小野が語るビットだ。アロウ、アタリー、エルシャはそこまで演じる際の遊びがないキャラクターだが、ビットは遊べるスキが多いようで、アフレコでも毎回いろんなものを用意して挑んでいるそう。

ビット・ナミタル役 小野賢章

シュウ・ビ役 杉田智和
そんなビットを掌の上で踊らせるシュウについて杉田は、あまり難しく考えないように演じているそう。欲望に正直なキャラクターだからこそ、「セリフを言いながら常に、頭の中に何があるか」を考えていると話す。言動と頭の中にあるものが違うキャラクターからこそ、「シュウに騙されてほしい」と語った。

梶も、そんな杉田の表現が面白いとコメント。杉田の芝居のおかげで、梶自身も想定外の芝居がアフレコ中に出てくると語った。また、興味のあることとそれ以外がはっきりしているシュウらしさを、12話の“対アロウ”と、“対他の人”との会話での声色の違いにも感じたという。
バック・アロウ役 梶裕貴
キャストが選ぶ名シーン
続いて、1話~12話のなかからキャストが選ぶ名シーンを紹介していく。
梶は、1話をピックアップ。記憶のない主人公が全裸で登場するというスタートや、「俺の名は、バッキャローのバック・アロウだ」という中島かずき節を感じる名前の由来など、衝撃のはじまりについて語った。
ビット・ナミタル役 小野賢章

バック・アロウ役 梶裕貴

また、小野が「インパクトが強すぎて寝る前にずっと歌が頭の中に流れていた」という8話のデマイン科学合唱団のシーンもピックアップ。中島かずきの詞&田中公平の楽曲のインパクトについて語った。また、11話でアロウがレンに対して「命を粗末にするな」と珍しく感情的に激昂するエピソードは、梶だけでなく小野もセレクト。小野は、アロウの言葉の強さと梶の熱い芝居がストレートに刺さったという。
シュウ・ビ役 杉田智和
杉田は、7話よりブライハイトの命名シーンを選択。「ビットが今後カギになってくるから」と、意味深な理由を語っていたのが印象的。
洲崎は、9話よりソーラとプラークが対峙するシーン。シリアスな会話のなかに、急にギャグが挟まるところが大好きだと語った。
アタリー・アリエル役 洲崎綾
小野は、「個人的にすごく好きなシーン」として、11話よりアロウとシュウが語り合うシーンをピックアップ。敵にとどめを刺さなかった理由を聞かれたアロウが、シュウを驚かせるほどの器のでかさを感じさせたセリフに、男気を感じたそう。
ビット・ナミタル役 小野賢章

エルシャ・リーン役 小澤亜李

小澤は、12話よりカイとレンのブライハイトが合体し、ギガンレップウとなって大空高く舞い上がるシーン。「強い女のレンが好き」と語り、「強い男だったカイを叱咤激励し二人で頑張る流れがかっこいい!」とレンの活躍に注目していることを明かした。
新キービジュアルに気になるキャラクターが
(c)谷口悟朗・中島かずき・ANIPLEX/バック・アロウ製作委員会
ここで2クール目の新キービジュアルが公開されると、女性陣から「私たちはもうヒロインじゃないのかしら?」とツッコミが。二重人格のフィーネをセンターに、2つの陣営が対立しているだけでなく、背後に並ぶゼツ・ダイダン(CV:堀内賢雄)とルドルフ・コンダクトーレ(CV:三木眞一郎)についても梶が説明しようとしたが、これ以上はもう語れないということで、今後の展開は放送を見てのお楽しみとなった。
最後にキャスト陣から一言ずつメッセージが。
杉田は、「観た? 楽しそうでしょう。観よう!」とシンプルながら直球のメッセージ。小野は、「ビットの今後の活躍にご期待ください」、小澤は「世界壁について妄想を膨らませて」と見どころをアピール。

アタリー・アリエル役 洲崎綾

洲崎は、「新しいステージが始まっていきます」と期待を込め、梶は「今まで以上に“バンバンズババンバンズバン”という感じで、最高のエンタテインメントをお届けできると思います!」と、アロウの技名をまじえ力強く締めくくった。
バック・アロウ役 梶裕貴
TVアニメ『バック・アロウ』2ndクールは、TOKYO MX・群馬テレビ・とちぎテレビ・BS11・ABEMA(地上波同時配信)にて毎週金曜24:00より放送中。また、GYAOでは4月5日(月)11:59まで、『バック・アロウ』1~12話振りかえり配信を実施中。

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着