東京ドームの新たな観戦スタイル!
感染対策DXプロジェクトが始動

東京ドームで3月3日(水)、「ジャイアンツ✕東京ドーム デジタルトランスフォーメーション(DX)プロジェクト」がスタートする。
今回のプロジェクトは、デジタル技術を駆使して3密(密集、密接、密閉)を避け、来場者の利便性を高めるための取り組みとなる。東京ドームでは、「コロナ追跡システム」等の関連情報を提供する、新型コロナウイルス感染予防システム「TOKYO DOME ALERT」を導入。世界トップレベルの清潔・安全・快適なスタジアムを目指している。
プロジェクトでは、新たに顔認証技術を使った入場管理や電子チケットなどを試行。試合後も来場者に新型コロナの感染状況をアナウンスできるようにする。具体的な取り組み内容は次のとおり。
■技術実証(顔認証)
物販購入時の決済や入場管理において、なりすましや偽造の困難な「顔認証技術」の導入を目的として、2021年シーズンを通して技術実証に取り組む。この新技術により、場内の「安全・安心」と利便性の向上を目指す。
なお、今回の技術実証には、関係者および一般の方からの協力者のみの顔データを利用し、無断で来場者の顔データを取得することはない。
■入場口の自動ゲート化
すべての入場口に、バーコード認証によって入退場できる「自動ゲート」を配置。係員の手によるチケット半券回収(もぎり)を全廃する。非接触化により感染防止と、入場チェックのスピードアップを図る。
入場口の自動ゲート化 ※写真はイメージ
■電子チケット
球団公式アプリ「GIANTS APP」から購入できる、二次元バーコードを使った「電子チケット」を新たに導入。電子チケットはLINEや電子メールを利用して同行者との共有が可能で、スマホに表示されたバーコードをかざせば自動ゲートを通過できる。
また、新型コロナ感染者が来場者にいたことが判明した際、その座席近くの電子チケット利用者には、注意喚起のお知らせが即座に届く。電子チケット利用者ではない来場者は、来場時に「TOKYO DOME ALERT」を登録することで、同様のサービスが利用できる。
■キャッシュレス
2022年より場内の全売店において完全キャッシュレス化を予定。2021年はこれに先駆け、従来のクレジットカードや電子マネーに加え、新たに二次元バーコードによる決済を導入する。また、現金でチャージ可能なプリペイドカードを場内に用意するなど、全来場者のキャッシュレス化のサポートも整えていく。
<利用可能な決済手段>
・クレジットカード:JCB/VISA/Mastercard/Dinners Club/ American Express /Discover/銀聯
・電子マネー(非接触):QUICPay/nanaco/交通系/iD/楽天Edy/WAON/NFC
・電子マネー(コード決済):Smart Code対応ブランド/PayPay/d払い/楽天ペイ/Alipay/WeChat Pay
※店舗によって決済手段が限られる場合あり
■モバイルオーダー
スマホやタブレットから弁当や飲み物のオンライン注文が可能な売店を、場内8ヵ所に設置。支払いも注文時に完了できるため、売店では商品を受け取るだけとなる。試合当日の来場後の注文に加え、3月19日(金)のオープン戦からは、試合3日前の午前中までの予約注文(弁当のみ)も受け付ける。
モバイルオーダーにより、売店での支払いが安全・安全、かつ便利になる
■GIANTS Wi-Fi
2021年より、メールアドレスのみで登録できる「GIANTS ID」を使って、だれでも東京ドーム場内で「GIANTS Wi-Fi」を利用可能となる。球団公式アプリ「GIANTS APP」からのWi-Fi接続も、これまでと同様に継続する。
■トイレ増設と混雑状況の確認
スタジアム内の女子トイレなどを従来の1.7倍に増設し、併せて手洗い器も146個増やす。新設した女子トイレの一部には、子供用の小便器やオムツ交換台も装備する。さらに、「TOKYO DOME ALERT」において、ゲート付近とトイレの混雑状況をそれぞれ3段階、4段階で確認できるように。さらなる利便性向上と混雑緩和を目指す。
東京ドームで試合を観戦する際には、「新型コロナウイルス感染予防の取り組み」をチェックし、プロ野球ファンとして十分に準備しておきたい。

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