ウィスキーのように香る、中津マオの
歌声

変幻自在に溶けこんで

中津マオは、ウィスキーのような存在だ。シュワッと弾けるサウンドに重ねると都会のクラブが難なく馴染むし、安定感あるビートに艶っぽさを響かせると昭和のキャバレーが脳裏をよぎる。固定概念にとらわれることなく、割りものによって様々な表情を描いていくのだ。

そんな彼女の核にあるのは「音になりたい」という思いである。励ましたい、背中を押したいのような、「○○してあげる」ことは望まない。感情に寄り添って、日常に溶けこんで、空気になる。自身が音楽によって無意識に救われてきた経験があるからこそ、中津も自然と誰かの毎日に溶けていくことを望むのだ。

配信が開始された「Password」は、8作目となるデジタルシングル。愛が内包する光と影に翻弄され、抜け出せなくなったふたりを選んだナンバーだ。シルキーでサラッと耳元を通るのにクセを香らせるところは、ウィスキーの水割りといったところだろうか。自分だけの世界に浸りながら、ゆったりと聞きこみたい。

中津マオ アーティストページ

提供:BIG UP!zine
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