「勿忘」で話題沸騰中のAwesome Cit
y Club、プロフィールとオススメ楽曲
3選

昨今、特にセンシティブかつクールなティーンたちの琴線に触れ、世間をジワジワと席巻しつつあるバンド・Awesome City Club(オーサムシティクラブ)。

彼らは、2013年東京にて結成。POPS / ロック / ソウル / R&B / ダンスミュージック等、メンバー自身の幅広いルーツを融合した、男女ツインヴォーカルを要する3人グループだ。彼らは、自らの指針をこう掲げる。

眠れない街オーサムシティ。夢を求め集うこの街に、 今日もオーサムミュージックが溢れ出す。 Awesome City Club 、 僕らが聴かせたい人達はこの街のどこかにいる。

そんな、スタイリッシュかつパッション溢れる彼らについて、迫ってみたい。

創始者はすでに脱退!?  5人でのスタ
ートから、現在は3人体制に!

2015年4月8日にファーストミニアルバム「Awesome City Tracks」をリリースし、、iTunes ロックチャートで1位を獲得。デビューから “Awesome City Tracks” シリーズと題して、2年間で4枚のミニアルバムをリリース後、ベストアルバムやEP、フルアルバムをリリース。毎年コンスタントに全国ツアーも行いながら、国内外の大型フェスティバルにも出演するなど、精力的な活動を繰り広げている。

とは言え、グループの創始者であるマツザカタクミは、2019年にすでに脱退している。そもそもバンド名も、そのマツザカが、バンドというよりもプロジェクト的な集まりを目指しており、「City Club」というフレーズを考案。その後、読み心地の良さから「Awesome」という単語が付け加えられたという。
Awesome City Club – アウトサイダー (Music Video)

そのような、バンドであり、プロジェクトでもあるこの組織の成り立ちは、次のようになる。

2013年春、それぞれ別のバンドで活動していたatagi、モリシー、マツザカタクミ、ユキエにより結成。

まず、マツザカタクミが同じ音楽スタジオで働いていたatagiを誘い、バンドの構想が始まる。その後、ドラマーのユキエを誘い、さらにモリシーが加入。元々ヴォーカルは外国人を予定していたが、なかなか決まらず、レコーディング時に仮歌でヴォーカルをとったatagiが、そのまま、ヴォーカルのポジションに立つことに。さらに、その時期、音楽スタジオにアルバイトとして入ってきたPORINをマツザカが勧誘し、「Children」のMVに出演させる。以降、サポートメンバーとして活動に参加していたが、2014年4月に正規メンバーとして加入。そして、2019年にマツザカが、2020年にはユキエが脱退し、現在の3人編成になるという、流れであった。

彼らはAwesome City Club以外での個々の活動も盛んで、数々のアーティストへの楽曲提供やLIVEツアーへの参加、また自身のアパレルブランドを立ち上げるなど、様々なカルチャーシーンで注目を集める存在となっている。

現在のメンバーは?

atagi

ほぼ全ての楽曲の作曲・作詞を担当。他アーティストへの楽曲提供なども盛んに行っており、最近ではKing & Princeの2nd Album『L&』に収録されている『ナミウテココロ』を提供している。

PORIN

グループのプロデュース、作詞を担当。自信がディレクターを務めるアパレルブランドyardenでは、雨のパレードCHAIのユウキ、BiSHのセントチヒロ・チッチなどアーティストとのコラボレーションを実施し話題を集めた。

モリシー

ギター、アレンジを担当。須田景凪Mega ShinnosukeDAOKOなど他アーティストのレコーディングやライブにも多数参加している。永福町でMORISHIMA COFFEE STANDの店主もしている。

Awesome City Club、絶対聴いておきた
い3曲

勿忘

もの憂げなatagiの歌声とサウンドから、独特な抑揚のリズムアレンジへの移行が実にフックとなる練り込まれた新曲。PORINのヴォーカルへのシフトチェンジも鳥肌ものである。情感豊かなギターソロ、ストリングスのアンサンブルも美しい。そして、サビにおけるatagiとPORINのツインヴォーカルのハーモニーは、さらに絶妙な絡みを聴かせ、新たなサウンドアプローチと共に、唯一無二な世界観をさらに打ち始め出した快曲である。
そんな「勿忘」は、1月末より公開中・興行収入1位の好スタートを切った映画『花束みたいな恋をした』に感銘を受けたメンバーが書き下ろした、インスパイアソングだ。この映画は、終電を逃したことから偶然に出会い、その夜からはじまった恋の5年間の行方を描いている。主人公2人が好む、本や音楽、映画、舞台、ゲーム、漫画など、ポップカルチャーの移り変わりの描写も必見だ。

そして、ミュージックビデオは同映画の製作スタッフが手がけ、映画公開前にミュージックビデオの公開と楽曲の配信を開始。歌詞検索サービス・歌ネットの1月28日付「歌ネット注目度ランキング」とAWAのリアルタイム急上昇では1位をマークし、LINE MUSICソング Top 100リアルタイムや、Spotify急上昇チャートも配信後徐々にランクを上げて1位を獲得した。2月11日時点で、Apple Musicトップソングの6位にランクインしている。

SNS上では「映画を観てからこの曲を聴くと心に沁みる」「はな恋の良さが詰まっている」など映画と楽曲をリンクさせながら楽しんでいるコメントも書き込まれ、YouTubeでは有名シンガーのカバーを初め、すでに数百件を超えるカバー動画が存在し、多くの注目を集めており、すでに話題沸騰中のモンスターソングだ。

現在、各音楽配信サービスにて絶賛配信中! https://ACC.lnk.to/wasurena

最後の口づけの続きの口づけを

意味深で洒落の利いたタイトルに思わず、ニヤリ。Aメロでひとつのワードを、ヴォーカルの二人で交互にかけあい、サビの最後ではタイトルに結びつく絶妙なストーリー性とメロディーラインが、実にセクシーな楽曲。都会的で小田和正を彷彿とさせる、正にシティー・ポップなアレンジも繊細で心地よい。大人の恋愛模様を見事に、サウンドとして表わしている。

今夜だけ間違いじゃないことにしてあげ

3曲目は、Awesome City Clubの代表曲として、絶対におさえておきたい「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」。一度聴いたら忘れられないキャッチーなタイトルとサビのメロディは、Awesome City Clubならでは。都会的でキラキラした楽しさの中に潜む、寂しさや切なさを感じる歌詞は、クラブやパーティー、SNSなど、色々なシーンが思い起こされ、自分と重ねてエモーショナルな気分になる人も多いはず。
ミーティアのインタビューでは、この曲の解説や制作秘話も語っているので、曲を聴きながら、ぜひ読んでみて欲しい。

3ndフルアルバム「Grower」をリリース

そして、この勢いの中、2/10には「勿忘」も収録された待望のニューアルバム「Grower」をリリース。これを聴いて、眠れない街オーサムシティの住人になることを、お勧めしたい!

「Grower」

2021年2月10日(水)リリース!
●CD+スマプラ
品番:CTCR-96011
価格:¥2,900(本体価格)+税
●CD+Blu-ray+スマプラ
品番:CTCR-96010/B
価格:¥5,500(本体価格)+税

●初回受注限定(CD+Blu-ray+スマプラ+グッズ)
品番:CTZ1-96012/B
価格:¥9,000(本体価格)+税

・配信リンク
https://ACC.lnk.to/Grower

Awesome City Club

オフィシャルサイト
https://www.awesomecityclub.com/
Twitter
https://twitter.com/ccawesome
Instagram
https://www.instagram.com/awesomecityclub/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCW66DYvzKs5bmcCqjMqT3-w

「勿忘」で話題沸騰中のAwesome City Club、プロフィールとオススメ楽曲3選はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着