「劇場版 銀河鉄道999」シネマ・コン
サートの会場アナウンスをメーテル役
・池田昌子が担当

(c)松本零士・東映アニメーション 2月6日に東京国際フォーラム、11日に大阪・フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)で開催される「劇場版 銀河鉄道999」シネマ・コンサートの会場内で流れるアナウンス(収録音声)を、アニメ版でメーテル役を務めた池田昌子が担当することが決定した。
 同公演は、1979年に公開された「劇場版 銀河鉄道999」(りんたろう監督)を、セリフや効果音はそのままに上映しつつ、音楽パートをオーケストラによる生演奏が再現するという趣向。スマッシュヒットした主題歌を歌った「ゴダイゴ」のタケカワユキヒデもゲストとして出演し、生歌唱を披露する。
 78年放送のテレビシリーズからメーテルを演じ続けている池田は、アナウンス収録を終え、あらためて「銀河鉄道999」のメーテルへの思いを吐露。メーテルは「自分の分身、私の一部。我が子、我が親という肉親に近い存在」というほどに身近な存在だといい、「何十年も経っているのに、当時と同じ温度感で今も一緒にいる。もちろん、近くには鉄郎もいるイメージです」と語っている。一方で、その境地に至るまでの道のりには困難も多かったようで、「機械化人の側面もあるけれど、非人間的ではなく、かといって、生身の普通の女性でもなく、神のような特別な存在でしょう。生きた感情が乗ったセリフになっているか、それが見る人たちに伝わっているのか。反省の連続でした」と往時を振り返り、「彼女が好きだったし、難しかったし、怖かった。今でも未完成のままだと思います」と胸中を明かした。また、シネマ・コンサートの醍醐味となる青木望による音楽について「999の音楽の力はすごいと思います。冒頭の曲が聞こえてくるだけで、もう、ときめくのです。ドラマの呼吸が深々と染みこんできます」と絶賛している。
 シネマ・コンサート開催に向けた池田からのコメント動画や、メーテルが主人公・星野鉄郎に語りかけるティザープロモーションビデオも公開中。
 チケット価格は東京公演がS席9800円、A席7800円、大阪公演がS席8800円、A席6800円。東京公演は1月7日に政府より発出された緊急事態宣言、東京都のイベント開催制限を受けて、客席収容率50%以下で開催する。

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