gbが響かせる、血の通った歌声
誰かを思う歌を
“好きなことを仕事にするか否か”は、いつの時代も絶えることのないトピックだ。多くの若者がこの難問に向き合い、悩み、結論を出して大人になっていく。ラッパー・シンガーであるgbは、そんな葛藤と戦いながらも音楽を続けているひとりだ。
Kool&TheGangのジョージ・ブラウンを父親に持ち、幼い頃から音楽と共に生きてきた彼。当たり前のように音楽を好きになり、成人を迎える頃にはプロとして活動を始めた。しかし、仕事にすることで新たに見えてくることもある。「音楽が嫌いになる」と思ったとき、gbを支えたのはファンの声援だった。自分のために音楽を始めた少年は、多くの人を幸せにするために歌うシンガーとなったのだ。だからなのか、彼の作品にはとても血が通っている。ただ単に歌唱力だけでは片づけられない寄り添った歌声が、最大の魅力なのではないだろうか。
「a really BAD DAY」は、毎月連続リリースの20作目となる楽曲。しっとりしたギターとチルアウトなボーカルが、ほっと一息つかせてくれるナンバーだ。この曲を聴くことで、ついていない自分を受け入れて許してあげてほしい。2月にはフルアルバムのリリースも予定しているので、そちらも楽しみに待ちたい。
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