ジェームズ・マカヴォイ主演、『シラ
ノ・ド・ベルジュラック』がオリヴィ
エ賞のBEST REVIVAL賞を受賞 「NTLi
ve2020」で12月より上映

イギリスで上演された舞台の中から英国ナショナル・シアターが厳選し収録した舞台を日本の映画館で楽しむことができる“ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)”。2020年新作第6弾となる『シラノ・ド・ベルジュラック』(TOHOシネマズ 日本橋ほか12月4日(金)に公開)と『プレゼント・ラフター』(今後の公開予定は未定)が、イギリス・ロンドンで10月25日(日)に発表されたローレンス・オリヴィエ賞で受賞したことが発表された。
『シラノ・ド・ベルジュラック』 (c)Marc Brenner
ローレンス・オリヴィエ賞とは、イギリスで最も権威があるとされており、その年に上演された優れた演劇・オペラに与えられる賞。イギリス版のトニー賞とも称されている。
『プレゼント・ラフター』 (C)Manuel Harlan
『プレゼント・ラフター』 (C)Manuel Harlan
そのなかから、『シラノ・ド・ベルジュラック』はBEST REVIVAL賞を受賞、『プレゼント・ラフター』は主演男優賞(アンドリュー・スコット)、助演女優賞(インディラ・ヴァルマ)を受賞した。
『シラノ・ド・ベルジュラック』は17世紀フランスに実在したシラノ・ド・ベルジュラックを主人公にした、エドモン・ロスタン作の戯曲。大きな鼻のコンプレックスに悩みつつ、一人の女性を胸中で恋い慕い続けたシラノの物語は、1897年に初演されて以降、世界各地で上演が繰り返され、何度となく映画化・ミュージカル化されている。その名作中の名作が、今回、マーティン・クリンプによって現代語訳された上演台本と気鋭の演出家ジェイミー・ロイドによるミニマルなステージングによって、装いも新たに生まれ変わった。主演は映画「X-MEN」シリーズで知られるジェームズ・マカヴォイ。本作では、ラップが取り入れられた斬新な演出になっており、今、まさに観るべき現代の作品と言われている。
【あらすじ】
美しく知的な従姉妹ロクサーヌに恋をした剣豪詩人シラノの物語。大きすぎる鼻ゆえに自らを醜いと思い込む彼は自分の心をロクサーヌに打ち明けることができない。ある日、美男だが雄弁ではない若者クリスチャンがロクサーヌに一目惚れし、友人のシラノに自分とロクサーヌの恋を取り持つようにと頼んできて……。

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