松本白鸚が木村多江を対談相手に指名
した理由とは 『歌舞伎家話』第八回
、本日10/20の配信前に少しだけ紹介

2020年10月20日(火)20時より、イープラス「Streaming+」にて、松本白鸚と女優・木村多江出演の歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話(かぶきやわ)』第八回が開催される。配信が差し迫るなか、少しだけ対談模様を紹介する。
9カ月振りの舞台となる、歌舞伎座、『十月大歌舞伎』に出演中の白鸚が歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話』に初出演する。そして対談相手にリクエストした人物は、女優・木村多江。二人の対談は配信発表以来、大きな話題を呼び、今しか観られない“奇跡の対談”とも称されている。二人で話すのは初めてということだが、実は木村は日本舞踊・松本流の師範資格をもち、白鸚の長女・松本紀保と同窓生でもあるという、意外なつながりがある。
そんなスペシャルな顔合わせで、一体どんなトークが繰り広げられるのか、本日20日夜の配信を前に、その様子を少しだけ紹介する。
まず対面した二人は、コロナ禍での過ごし方や役者としての葛藤などを語った。3歳で初舞台を踏んでから、公演出演期間がここまで空いたのは初めてだったという白鸚。一方の木村多江も、連続ドラマの撮影中に2~3か月撮影が中断してしまったという。
(左から)松本白鸚、木村多江 (c)松竹
今回久しぶりに舞台に立った白鸚は「今回こういう状態でお芝居をしてみて、一見変わったように見えるでしょうけれど、役者としては変わっていないんです。もちろんお客様や表方さんも衛生面で気を遣ってくださっていますが、お芝居そのものは変わらないですね。熱があって、あったかくて、やっぱり血の通ったお芝居を、こういう時だからこそしなきゃいけない」と思いを込めて語る。
松本白鸚 (c)松竹
8月に朗読劇の舞台に立った木村も「私の出演は1日だけでしたが、本当に細心の注意を払って公演を行った」と振り返り、「それを1か月続けるのは、本当に大変なこと」と再開した歌舞伎への思いをにじませた。
木村多江 (c)松竹

(c)松竹
白鸚が「素晴らしい女優」と評する木村。なぜ女優になったのかと尋ねられると「普段(思いを)うまく言えなかったり、そういう気持ちをお芝居で吐き出すことで楽になる。女優さんになりたいというより、それがないとうまく生きられない、という感覚」と話し、白鸚の長女・松本紀保と同窓生だったことから、「その中には(白鸚ら)藤間家の影響がすごくあった。(芸能界は)遠い世界だけど、藤間家を見ていたのでファンのようについていってる感じ」と白鸚とその家族への思いを語った。

日本舞踊松本流の師範でもある木村について、「踊りの名手なんです。踊りの中でも一、二を争う難曲『鏡獅子』を踊ったんです」と白鸚が紹介すると、当時の事を「本当に大変でした、改めて歌舞伎の方たちがこういう踊りを1か月もやるんだ……と驚きました」と振り返った。
木村多江 (c)松竹
最後に白鸚が木村を対談相手に指名した理由を聞かれると「〇〇に似ていたから」と、驚きの回答も……!!
『歌舞伎家話』(左から)松本白鸚、木村多江 (c)松竹
どんな回答なのか、配信を楽しみにしよう。
配信チケットは発売中で、期間は、歌舞伎座『十月大歌舞伎』千穐楽の27日(火)までとなっている。なお、本配信での対談は、10月某日。歌舞伎座の見える「日本料理ほうおう」(中央区銀座 4-13-11)にて行われた。

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