Sen Morimotoが語る、エクスペリメン
タルな新作とシカゴ・コミュニティ
ニュープロセスを大切にした
ーAAAMYYYとコラボした「Deep Down」のリリースは、日本のファンにとっても嬉しいニュースでした。どのような経緯で実現したものですか。
彼女のことは昨年の日本ツアーの時に紹介してもらって、ほとんどすべての公演を彼女と一緒に回ったんだよね。事前に音楽をチェックしたら、音としてミニマリストだったし、きっと完璧主義者なんだろうなと思うほど全てが整っていて、ライブも素晴らしかったね。それでツアーを終えてアメリカに帰ったあと、この作品を作り始めた時にTwitterを通して連絡して。一緒に楽曲を作ろうと思ったんだ。
ーこの1、2年愛聴していた作品や、影響を受けた音楽はありますか。
Jon Bapをよく聴いているよ。数学的なバランスで、調和の取れた音楽だと思う。自身の家でレコーディングをするDIYなところとか、インストルメンタルの使い方やメロディが凄く好きなんだよね。あと、もうひとりはイギリスで活動しているRina Sawayama。彼女の音楽は、2000年代初頭のJustin TimberlakeやSlipknotを思わせる、めちゃくちゃイカした爆発的なポップミュージックだと思う。