広瀬さとし還暦インタヴュー
「エディ・ヴァン・ヘイレンの存在はギタリストとして自分にとっても余りにも大きかった…。十代の頃、彼のスタイルを日夜コピーしたし、44MAGNUMのアマチュア時代もデビュー後もステージでカバーしていた。偉大なるギタリストを亡くして哀しすぎる。青春の素晴らしい経験を与えてくれて本当に感謝…。
-還暦を迎えた感想、今後の抱負を教えて下さい。
「『還暦』というより寧ろ『生誕60周年』というニュアンスでは節目を感じてしっくり来ます。デビューしてから約37年、自分なりに精進し続けているつもりだけど、この機会に一度振り返って、納得し切れないまでも今あるスキルを打ち出していかなきゃな、と思うようになりました。でないと一生が学びと吸収のみになってしまう(笑)」
-還暦とは思えない美貌を保っていらっしゃる秘訣(筋トレ、生活習慣)をお聞かせください。
「お世辞で『若い』と言われて、『何か身体に良いことやってるのか?』と聞かれる事もあるけど、何もやっていない。生活時間帯は昔から変わらず不規則で煙草とアルコールは毎日だし、ダメだとは思いながらも暴飲暴食が趣味みたいになっているし、ストレスで苛々も当然しょっちゅうです(笑)」
-最近、ジミーさんは、ソロライブで44MAGNUMの楽曲を歌ってもいらっしゃいますが、そのきっかけを教えて下さい。
「マグナム曲をレパートリーにするのは、線引きとして今までは敢えて避けて来たけど、ファンにも楽しんでもらえて、やはり自分にとってもオリジナル楽曲という意味では究極だしね(笑)」
-ジミーさんのボーカルスタイルは吉川晃司、ISSAYを彷彿しますが、ご自身のボーカルスタイルで影響されたアーティスト、目指すアーティスト等、教えて下さい。
「目指すヴォーカリスト、アーティストを考えたことはありません(笑)経験上、ポールとKoJi吉川からの潜在的な刷り込みは多少はあるとも思うけど、特に意識はしていません。だいたいレベルが違うでしょ(笑)俺ギタリストなんで(笑)」
-コロナ禍での想い、配信ライフへの抱負を教えて下さい。
「こうなった以上、マイナスを出来るだけ逆手に取りましょう。危機が無いと進化も生まれない云われているようにね。」
-大阪府文化芸術活動支援事業補助金対応無観客ライブをなさっていらっしゃいますが、アーティストにはどのようなメリットがありますか。
「日頃、良くしてもらってお世話になっているライヴハウスには、やはりフォローはしたいですね。ライヴハウス経営もコロナ禍でなくとも日頃から余裕があるわけでは無いとは思うしね。」
-ジミーさんがかつて楽曲提供なさった三原じゅん子さんが厚生労働副大臣に就任したことについての感想を教えてください。
「’80年代前半に楽曲提供したアルバム『JUNKO』のそれまでのイメージと違った。パワフルで潔いヴォーカルスタイルがとても良かったし、気に入っていた。
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