真島ヒロ原作「EDENS ZERO」21年4月
放送決定 寺島拓篤、小松未可子、釘
宮理恵ら出演

(c)真島ヒロ/講談社・NTV 「FAIRY TAIL」を手がけた漫画家・真島ヒロ氏の最新作をアニメ化する「EDENS ZERO(エデンズゼロ)」が、2021年4月から日本テレビ系列で放送されることが決定した。寺島拓篤をはじめとするメインキャストやティザービジュアル、スタッフの顔ぶれも発表されている。
 「EDENS ZERO」は、2018年から「週刊少年マガジン」(講談社刊)で連載中のSF(スペースファンタジー)漫画。惑星グランベルで機械によって育てられた人間の少年シキ・グランベルと、100年ぶりに惑星を訪れた動画配信者の少女レベッカ・ブルーガーデンが、宇宙のどこかに存在するという願いをかなえてくれる“マザー”を見つけ出すため、特殊能力“エーテルギア”を駆使して、さまざまな惑星を股にかけた大冒険を繰り広げる。単行本は既刊11巻。
 寺島は主人公のシキ役を担当。ヒロインのレベッカを小松未可子、レベッカのパートナーである青猫のハッピーを釘宮理恵が演じる。ハッピーは今作とは異なる設定で「FAIRY TAIL」にも登場していたキャラクターで、同じく釘宮が演じていた。ティザービジュアルは、広大な宇宙空間を背景に2人と1匹のメインキャラクター、そして巨大戦艦「EDENS ZERO」を描いたイラストとなっている。
 スタッフは「FAIRY TAIL」を手がけた石平信司監督が総監督。監督を「FAIRY TAIL」にも演出ほかで参加した鈴木勇士、シリーズ構成・脚本を「彼女、お借りします」の広田光毅、キャラクターデザインを「殺戮の天使」(作画監督ほか)の迫由里香が担当する。制作は「とある科学の超電磁砲T」のJ.C.STAFFが行う。
石平総監督は「『FAIRY TAIL』に続き、今回は総監督として関わらせていただきます。こんなにプレッシャーを感じているのはほぼ初めてです(笑)」と胸中を明かしつつ、「私ひとりではなく鈴木監督とタッグを組んでアイデアを練りながら『FAIRY TAIL』からいい意味で変えていきたいと思っています。原作も『FAIRY TAIL』と比べて進化しているのでアニメも一緒に進化したいと思っています」と意気込みを語った。また「重力アクションは今色々と検証しており、とてもチャレンジし甲斐があります。重力を使って空を飛ぶ場合、飛ぶというより、落ちるという表現になるかと思います」と「EDENS ZERO」ならではの見どころも伝えている。

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