少女たちの繊細な性の世界を赤裸々に描く

少女たちの繊細な性の世界を赤裸々に描く

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」実写ド
ラマ化 “性”に翻弄される女子高生
の物語

少女たちの繊細な性の世界を赤裸々に描く(c)岡田麿里・絵本奈央/講談社 山田杏奈と玉城ティナが、9月8日からMBS・TBSのドラマイズム枠で放送される「荒ぶる季節の乙女どもよ。」にダブル主演することがわかった。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる岡田麿里氏が原作を手掛け、昨年アニメ化もされた人気漫画を実写化。“性”に翻弄される女子高生たちを描く。
 変わり者の多い文芸部は他の生徒からは「掃き溜め」と揶揄され、部員は皆、色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた。ある日、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていた時、部員の一人が「セックスです」と発言。その瞬間から、彼女たちはこれまで目を逸らしてきた自らを取り巻く”性”に向き合い、”性”に振り回される日々が始まるのだった。
 “ザ・普通の妄想女子”である小野寺和紗を演じる山田は「十代の一瞬のゆらぎを、勢いを大切に、かつ柔軟に表現していきたいです」と意気込み。校内でも噂の美少女・菅原新菜を演じる玉城は「脚本を読んだ時に一番新菜に共感しました。彼女の突拍子のなさ、かわいらしさ、冷静さ、奥底に抱える矛盾を、ひとつひとつ取り出していきながら、しかし異質な存在ではなくあくまでも一女子高生として描ければと思っています」と話している。
(c)岡田麿里・絵本奈央/講談社 そのほかの文芸部員役も発表され、部長・曾根崎り香役に横田真悠、和紗の親友・須藤百々子役に畑芽育、自身で小説も執筆している本郷ひと葉役に田中珠里が決定。「いいにおいのする映画」「はらはらなのか。」の酒井麻衣が監督を務め、セカンド監督を「溶ける」で第70回カンヌ国際映画祭に日本史上最年少で正式出品を果たした井樫彩が担当。昨年のアニメ版に続き、原作者である岡田氏が脚本を手掛ける。
 「荒ぶる季節の乙女どもよ。」は、9月8日からMBSにて毎週火曜24時59分、TBSにて同25時28分放送。

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