石丸幹二が一般参加者と一緒に「エー
デルワイス」を歌う バーチャルオー
ケストラ『芸劇&読響 みんなでハモ
ろう!』映像が公開

東京芸術劇場は、2020年5月5日(火)に開催が予定されていた『TACT FESTIVAL 2020 東京芸術劇場presents鈴木優人&読響 ファミリーコンサート』の代替企画として、当該公演に出演予定だった鈴木優人(指揮)、石丸幹二(歌)、読売日本交響楽団(管弦楽)と、 東京芸術劇場公式WEBサイトで募集した一般参加者が、オンライン上で音楽を共に奏でる映像企画『芸劇&読響 みんなでハモろう!』を製作した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、当該公演だけでなく、世界中で多くの演奏会が中止となり、外出自粛を余儀なくされた人たちの心の拠り所となる場の必要性を感じ、プロ・アマを問わず、参加する全員が前向きに歩みを進められる企画を目指したという。
演奏曲目は、ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』より「エーデルワイス」。 劇中で、「思い出」と「誇り」の象徴として用いられ、厳格な父親であるトラップ大佐が、 子どもたちと家族の絆を結び直すきっかけとなる曲だ。
ゴールデンウィークにステイホームしたくなる一助となればと考え、映像募集期間を5月2日から5月11日に設定し、メールで申し込みをした人たちに楽譜と、ピアノを演奏する鈴木優人と石丸幹二が歌う映像を送り、自身が演奏する映像を劇場に送付してもらい、最終的に約200件の演奏映像が劇場に寄せられた。実施後のアンケートから、二人の映像に合わせて参加者が演奏することで「共演」している雰囲気が感じられたとの声があったという。
参加者アンケートでは、「家族で一緒に演奏するのが楽しかった」「子どもに音楽を通じて様々なことを伝えられた」と、 40パーセント以上の方が家族単位で参加したことがわかった。また、国内だけでなくタイやイギリスなど海外からの応募もあり、バーチャルオーケストラならではの、世界中どこの誰とでも繋がることができる、新たな可能性を生み出した。
映像は、 7月4日(土)から公式WEBサイト、 またはYoutubeチャンネル「芸劇 Channel」で観ることができる。プロ・アマチュアの垣根なく、音楽を愛する全ての人たちによって奏でられる『エーデルワイス』をぜひチェックしてみよう。
鈴木優人(読売日本交響楽団 指揮者/クリエイティヴ・パートナー)コメント
鈴木優人
今年のTACT FESTIVALでみなさんと会えないのは残念ですが、このような形での共同制作を世に残すことができるのは幸せなことに思います。
是非みなさんの熱い思いを音に載せて送ってください!
後から振り返ったとき、 この苦しい記憶の中に咲く花のように明るい思い出になることでしょう。今はとにかく健康にご留意いただき、 また来年のゴールデンウィークに元気にお目にかかれるのを楽しみにしています!
石丸幹二(俳優・歌手) コメント
石丸幹二
「エーデルワイス」は、 祖国を想い、 家族を想う歌。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」では、トラップ大佐の家族とザルツブルクの聴衆がひとつになって歌います。そっと心に寄り添ってくれる、この歌を、今、皆さんと一緒に奏で、絆を確かめ合いたいと願っています。

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