東京事変、
ナナヲアカリ、赤い公園など
4月リリース5作品を紹介
フリーマガジン『music UP's』vol.185(3/20発行)にも掲載中の『DISC GUIDE』から、4月リリースの5作品を紹介!
1.『hope』/マカロニえんぴつ
2.『ニュース』/東京事変
3.『マンガみたいな恋人がほしい』/ナナヲアカリ
4.『THE PARK』/赤い公園
5.『アネモネEP』/the peggies
1.『hope』/マカロニえんぴつ
2.『ニュース』/東京事変
3.『マンガみたいな恋人がほしい』/ナナヲアカリ
4.『THE PARK』/赤い公園
5.『アネモネEP』/the peggies
2年半振りの作品となる2ndフルアルバムはタイアップソング9曲に新曲を加え、たっぷり全14曲を収録。ブレイク間近!と期待されるタイミングにダメ押しで自ら掲げる“マカロック”の魅力を知ってもらうには、まさに持って来いの一枚。ブラックミュージックの影響も消化しながら、等身大の恋愛観を歌うパワーポップソングの数々は、巧みに織り混ぜた、さまざまな洋楽のオマージュも聴きどころだ。
TEXT:山口智男
TEXT:山口智男
放たれる言葉も曲も刺激的でザワザワする。「選ばれざる国民」で《終日片手はオンライン》と歌い、「うるうるうるう」でも《到頭命題失くす人類よ通信を遮断せよ》と知的な表現で喪失寸前で迷走する世界を切り取り、ロックンロールナンバー「現役プレーヤー」で生命力を加速させる。猫賛歌やウイットに富んだナンバー、劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』主題歌まで惹き付けられっぱなしの5曲。
TEXT:山本弘子
TEXT:山本弘子
数式では解き明かせない恋心を歌った「チューリングラブ feat.Sou」を1曲目に選んだ今作は、豪華作家人を迎え、ポップからバラードまでバラエティー豊かな作品に。恋愛ではなく、“変”愛をテーマにしているあたりも個性的なナナヲらしい。中でもパンチが効いてるのは、マンガに出てきそうな少女が《大す…キライ!!》と歌う「逆走少女」。ナナヲだからこそ表現できるトリッキーな歌世界が広がっている。
TEXT:小町碧音
TEXT:小町碧音
18年に石野理子(Vo)を迎えた現体制初となる、ほとんどが未発表の新曲というオリジナルアルバム。独創性の高い曲と歌詞、演奏力の高さはそのままに、アップテンポな曲からバラードまで、真っ直ぐな歌声で華麗に軽快に乗りこなす石野のヴォーカルが新しい色を生んでいる。《行こうぜ うつくしい圧巻の近未来》と歌うラスト「yumeutsutsu」が逞しい。彼女らの今が見える初回生産限定盤のライヴCDも併せて聴け!
TEXT:フジジュン
TEXT:フジジュン
“愛に溢れた、エモドラマティックな私たちの共感シグナル”と謳うEPは、音源化を求める声が多かった「アネモネ」他計5曲を収録。島田昌典によるドラマチックなアレンジの中で、切なさと清々しさが絶妙に入り混じる失恋バラードの表題曲を中心にギターロックからアーバンなポップスまで、実は幅広いthe peggiesの魅力をギュッと凝縮。弾き語りで収められたインディーズ時代から人気の「いきてる」も聴き逃せない。
TEXT:山口智男
TEXT:山口智男