香取慎吾、ステージは「居たい場所」
ファンミで気づいた自身の“原点”

 香取慎吾が4日放送のNHK『SONGS』に出演。SMAPでの最後のステージで、小学生時代に憧れたというマイケル・ジャクソンに「一回ステージ下ります、マイケル」と誓ったエピソードを明かすなど、ステージが自身にとって特別な存在であることを語った。

 この日の放送で特集が組まれた香取。SMAPが解散し、稲垣吾郎や草なぎ剛との「新しい地図」としての活動など、様々な取り組みを進めてきたことが伝えられた。

 
 その中で、番組では香取が自身の原点に気づいた出来事があったとし、それは3年ぶりのステージだった昨年2月開催の「新しい地図」のファンミーティングであることを紹介。香取は「歌いたいな、踊りたいな、っていう最後のスイッチを入れてくれたのがファンミーティング」と語った。

 続けて香取は「マイケル・ジャクソンのコンサートを最前列で見たんですよ、小学生なのかな、連れていってもらって。その時に東京ドームだったと思うんですけど、“こうなりたい”って子供ながらに思ったのがマイケル・ジャクソンで」とし、自らの理想の姿をマイケルに見出したという。

 そして、自身が実際にデビューを果たし、初めて東京ドームでライブをする際、「リハーサルの時に、ステージの床にこうやって一人で手をついて、『やっとここまで来たよ、マイケル』って言いましたからね」と懐かしそうに語った。

 さらに香取は、「グループとして最後に歌った時に、全部終わってから一人でステージに戻って、ステージに手をついて『一回ステージ下ります、マイケル』って言って、ステージからポンって下りた」とのエピソードを明かした。

 香取は「それが、そのファンミーティングの時に、必死だったんで、本番始まるなって時だったんだけど、『あれ、ステージに帰ってきてる』。『マイケル、また戻ってきました』って言いましたね」と相好を崩しながら振り返った。

 しばらくステージに立つことはないだろうと受け止めていたという香取。それがファンミーティングで実現したことで、「ステージに帰ってくるの早いですよね。やっぱりそれは居たい場所だって自分が思ったからでしょうね」とし、ファンミを通してソロで“歌唱したい”という願望がふくらみ、ステージは自身にとって大切な場所であることを語っていた。

 この放送はネット上で大きな反響を呼び、「慎吾、ステージに戻ってきてくれてありがとう」「香取慎吾がテレビで歌って踊ってた めちゃくちゃカッコ良かった」「あなたのニコッとした笑顔は、やっぱり最高」などと歓喜のコメントが相次いだ。

 また、香取の話した「グループでの最後のステージ」は、2016年12月で放送終了した『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で歌唱した「世界に一つだけの花」ととらえる声が多く見られる。

 ツイッターには、「あのときのスマスマのあれだよね」「スマスマ最終回の世界に一つだけの花だよね? あそこでやったのかな」「やっぱり色々想い抱えてたんだね…聞けて良かった」などと感激のコメントが挙がっている。

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