若手アニメーター育成事業「あにめた
まご2020」完成3作品、期間限定で無
料配信

(c)2020 株式会社スピード/文化庁 あにめたまご 2020(c)ベガエンタテイメント/文化庁 あにめたまご 2020(c)於地紘仁・ゆめ太カンパニー/文化庁 あにめたまご 2020 文化庁主催の若手アニメーター育成事業「あにめたまご2020」で制作された「オメテオトル≠HERO」「レベッカ」「みちるレスキュー!」が、公式サイトで配信を開始した。例年では劇場で作品の完成披露上映会を行っていたが、今年は新型コロナウイルスへの対策を踏まえた社会情勢を受け、配信で披露するかたちとなった。
 「あにめたまご」は、日本のアニメーション業界の将来を担う若手アニメーターを、作品制作の現場で実践的に育成することを目的とした人材育成事業。2015年度まで「アニメミライ」の名称で行われており、16年度から「あにめたまご」に改称。毎年公募によりスタジオが選出され、若手アニメーターを起用した短編アニメの発表を行っている。
 配信中の完成披露特別番組では、声優の岩田光央、平野文が司会を務めており、「オメテオトル≠HERO」の株式会社スピードから粟津順監督、プロデューサーの森田淳也氏、「レベッカ」の株式会社ベガエンタテイメントからプロデューサーの安本久美子氏、「みちるレスキュー!」の株式会社ゆめ太カンパニーから於地紘仁監督、プロデューサーの天野幸大氏が出演。各作品の公開ほか、出演者が若手アニメーターの育成状況や制作の舞台裏などを紹介していく。なお、動画の配信期間は4月30日まで。
 さらに、特別配信サイト(http://animetamago.jp/special_top.php)では、3作品の原画や設定資料などの制作資料も公開中で、作品ごとに場面写真や美術設定などが閲覧できる。また、3作品のサイン入り台本が当たるプレゼントキャンペーンも実施中。

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