少女歌劇団・ローファーズハイ!!卒業
式で涙の別れ…新メンバーと新衣装も
初披露

2020年3月26日(木)~27日(金)に浅草九劇にて、浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!が、 新入生の初お披露目と卒業生を発表するイベント『ローファーズハイ!!お披露目会2020&卒業式』を開催した。
同グループは、芸能事務所レプロエンタテインメントの若手女優たちが集結した少女歌劇団。”ローファーを履いた女子高校生”という設定の中で、演劇とタップダンスをかけ合わせて完成されたステージを披露している。
本公演は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため及び、東京都より週末の不要不急の外出自粛方針が発表されたことを受け、 3月27日(土)28日(日)の公演中止を発表しており、 急遽4日間予定されていた公演を2日間に圧縮する形で行われた。
初日となる3月26日(木)の公演は発表ごとが連発。まず新入生となる2020年度生が発表され、井上和奏(12)、入江華音(12)、高岡星咲(15)、廣岡実夢(15)、三塚花梨(12)がステージに呼び込まれ、はじめてファンの前で元気いっぱい挨拶をし、新入生代表として井上和奏が「2020年度生として入学した今、まだ経験もなくいろいろと追いついていないところもありますが、先輩たちと同じ舞台に立ったからこそ、きちんと自覚をもち、頑張っていきたいと思います!」と力強く宣誓した。
井上和奏
入江華音
高岡星咲
廣岡実夢
三塚花梨
続いて、同グループのプロデューサー(通称P)から、新キャプテンを2019年度生の加藤子美月(16)が、新副キャプテンを2020年度生の井上和奏が就任することが発表された。
さらに、「α星」(ローファーズハイ!!は在籍可能期間最大2年という期間を定められていたが、活動の中で実力がつき、更に上を目指していけるというメンバーを「α星」として2年が経った後も引き続き在籍できる制度)となるメンバーが、菊地樹美(14)、 駒木根心捺(15)、 紺谷美友(14)、中島萌望(15)、山川愛理(14)であること、松田真凜(17)が卒業することが続けて発表された。この日「α星」としての新しい制服も初披露となり、今までの制服とは違い、少し大人っぽい制服をまとった姿にファンから盛大な拍手が送られた。
歌とメンバーの中島萌望が振り付けを担当したダンスが披露されると、その振り付けとダンスのクォリティの高さに会場の熱気が一気に加速。終盤にはローファーズハイ!!の真骨頂でもあるタップダンスで会場は大いに盛り上がり、大歓声の中、初日の幕が下りた。
最終日の3月27日(金)では、幕が上がるとメンバーの駒木根心捺の私服でメンバーをコーディネートしたファッションショーが突如はじまり、その可愛らしさで会場を魅了。続いて歌とダンスを披露すると最終日の公演も初日と変わらぬ大きな盛り上がりをみせた。
終盤では、今回の公演で卒業することとなった松田真凜の卒業式が行われ、「ローファーズハイのメンバーのみんなが大好きで、ローファーズ愛はすごく強いです!これからもローファーズハイ!!の経験を活かしてアーティストを目指してまだまだ頑張っていきますので、 ぜひ応援してもらえると嬉しいです。」と卒業について松田真凜がコメントすると、 メンバーからサプライズソングが送られ、会場全体が涙と拍手に包まれフィナーレを迎えた。
出会いと別れの季節、 あふれる希望と寂しさを胸にし、 2020年も強く輝き続ける彼女たちに今後とも注目していきたい。

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