踊Foot Works、テラハで流れていたお
洒落ヒップホップ
ヒップホップだけでもバンドだけでもな
いドープでポップなサウンド奏でるグル
ープ、踊Foot Works
踊Foot Worksとは?
ギターのTondenhey(トンデンヘイ)は24歳です。グループのなかでもトラックメイカー的な役割を担っています。絶妙なバランス感覚を持っており、その曲に必要かどうかを判断してあえてギターを入れないという選択肢を取ることも。
ベースのSunBalkan(サンバルカン)23歳。6弦ベースを使用しており、妖しくファンキーでありながらもカラフルなビートを奏でます。またインストゥルメンタルバンド1inamillionとしても活躍しています。
グループ名に特に深い意味はなく言葉のもつ響きを優先して決定しました。
踊Foot Worksが活動を始めたのは2016年。チャンス・ザ・ラッパーがネット上に無料で曲をアップロードしたことに憧憬して2017年3月に1stフルアルバム「ODD FOOT WORKS」を無料でダウンロードできるように配信しました。これを機に多くの人に知れ渡り、少しずつ人気に。その後、音楽ライターの三宅正一が立ち上げたレーベルQ2 Records(キューツーレコーズ)に所属。Q2 RecordsにはBase Ball Bear小出祐介によるプロジェクト、マテリアルクラブも所属しています。
ファッションと結びつきも深く、セレクトショップ「H>FRACTAL」のコラボレーションも果たしました。その第1弾アイテムとしてTシャツとロングスリーブTシャツが発売され話題に。モデルにはPecoriが起用されました。
前記したように踊Foot Worksはリアルをそのまま歌詞に反映するでも、ヒップホップ特有のサンプリングカルチャーに乗っかるでもなく、メンバーによる生命力が溢れる演奏に極めてストーリー性の高い抽象的なライムを乗せており、ヒップホップグループでありながらも既存のフォーマットに収まらない異端さを持ち合わせています。ヒップホップ、ロックバンド、どちらでもあるといえるトリッキーなごちゃ混ぜ感がスリリングでドキドキします。
youtubeにあるおすすめの曲
「KAMISAMA」
サビでのペーソス漂うメロディーラインと、ちょっとナイーブなリリックが心に引っかかりを残します。「KAMISAMA」から「メスゴMIRROR」へとシームレスに繋がっていくところがクール。
「GOKOH feat. オカモトレイジ」
ヌーディーなサウンドと、Pecoriによるラップとの緩急が曲にメリハリを与え、オカモトレイジの歌声も絶妙なスパイスとなっています。
ヒップホップアーティストとしてのリスペクトを込めてなのか、アビイロード、息も、Diggy-MO’で踏んでいるライムが見事。
「逆さまの接吻」
ベースのボトムが太くグルーヴィで、ギターのサウンドも鋭利に尖っていてメロディーラインがドープ。インストだとしてもめちゃくちゃカッコいいのですが、Pecoriによるアブストラクトなリリックは歌詞というより詩としての言葉遊びが芸術的で、言葉の糊代の広さを感じます。
「髪と紺 (feat. AAAMYYY)」
またアルバム「GOKOH」のミックスを担当したのはRHYMESTERやECD、PUNPEE、KANDYTOWNなどの作品にエンジニアやプロデューサーとして参加したillicit tsuboiで奥行きのあるサウンドになっています。
踊Foot Works、テラハで流れていたお洒落ヒップホップはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
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ミーティア
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