Uru、あの主題歌を歌っていた透明感
あふれるアーティスト
誰もが持っている弱さを歌に昇華させる
ミステリアスなアーティストUruの心地
よい声に身を委ねる
Uruとは?
が、本名・生年月日・出身地といったパーソナルな情報は明かされておらずその状態は謎に包まれています。JUJUやmiletなど、詳細なプロフィールが非公開になっている女性アーティストはそれほど珍しくはないのですが、ここまで情報が隠されているのは稀。
所属している事務所はback numberと同じイドエンターテイメントで、所属するレーベルはソニーのアソシエイテッドレコーズ。Creepy Nutsや凛として時雨、中島美嘉の所属しているレーベルです。
2013年頃からyoutubeにカバー動画を配信していましたが、2016年にメジャーデビューが決定。1stシングル「星の中の君」は映画「夏美のホタル」主題歌に抜擢されました。公式ファンクラブは「SABACAN」という名前で、こちらのサイトでは小説やマンガ、日記やラジオなど、アーティスト活動として以外の一面を垣間見ることができます。
Uruが幼少期に学校で流行った『明日地球に大魔神が表れて地球が滅亡する』という噂を信じて、リュックにサバ缶を詰めて避難したエピソードからサバ缶と命名されました。大切な物、必要な物、大切な思い出という意味にあたります。
3月18日にリリースされた最新アルバム「オリオンブルー」には「あなたがいるだけで」の他、「中学聖日記」の主題歌「プロローグ」やアニメ「グランベルム」のエンディングテーマ「願い」に加え、King Gnu「白日」のカバーなど、聞き応えのあるボリューミーな作品になっています。
また、年に数回しか行われないライブも特徴的で、ステージは何重にも重ねられたベールが被さっており、神秘的な空間になっています。
2月29日(土)の閏日に、中野サンプラザで行われる予定だったライブ「Precious One day 〜Uru-u Year 2020〜」は延期となってしまいましたが、4月12日からは延期になった名古屋公演、上記のライブを含めたアルバムツアー「Orion Blue」がNHK大阪ホールを皮切りにスタートする予定です。
YouTubeにあるおすすめ曲
ドラマのために書き下ろされた曲で作詞、作曲ともにUruが担当しています。編曲ではMr.Childrenやレミオロメンの編曲を手掛けた小林武史を迎え、力強い曲に仕上がりました。
大切な人を守りたいという気持ちに改めて気づかせてくれるような温かいバラードです。
「プロローグ」
とても切なく、ドラマチックです。
映像も曲のアレンジも、かなりシンプルな構成だからこそ非常に上品で、抱えている想いに一切の混じり気がないことがひしひしと伝わってきて、ガラスのように透明感のあるサウンドが聴く人をカタルシスへ誘います。
「奇蹟」
真っ白で無垢な歌声が聴く人を包み込みます。
聴く人がどんなメンタリティであっても優しく寄り添ってくれる温もりがあります。
ピアノやストリングスの煌びやかな音は美しく、リズム体はしっかりと芯があり、しなやかな強さを感じます。
ドラマの最終回に「奇跡のあとは現実が続いていく」というセリフがあったのですが、「奇蹟」を聴いた後の残る現実は少しだけ輝いているようにも思えます。
「フリージア」
躍動感のあるストリングスと迫力のあるドラムが印象的でエネルギーが湧いてきます。
抑揚があって力強いUruの歌声が曲の世界へぐいぐいと引っ張っていきます。
Uru、あの主題歌を歌っていた透明感あふれるアーティストはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
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ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。